ホワイトカラー シーズン3 第4話より:

pin on~
~に罪を着せる


数々の凶悪犯罪の首謀者とされる「デトロイトの歯医者」。

それはモジーのことであり、若干12歳でマフィアから50万ドルを騙し取ったという彼。

しかし実は「デトロイトの歯医者」伝説は、ほとんどが濡れ衣を元にした伝説であり
その伝説を広めたのは何を隠そう、モジーから50万ドルを騙し取られたデルーカの父親だった。

デルーカの父は、自分が12歳の子供にしてやられたことを誤魔化すために
自らの凶行をことごとく「デトロイトの歯医者」の仕業に仕立て上げ
その伝説の陰に自らの失態をカムフラージュしてきたのだった。

しかしそのことを、息子のデルーカは知る由もなく
「デトロイトの歯医者」への報復を強行するプランは着々と進行している。

そのことを3人が話し合う場面で、今回のフレーズが登場します。

De Luca plans to scam O’Leary for half a mil in a wire con and pin it on the Dentist.
デルーカはオリアリーから競馬詐欺で50万ドルを騙し取り、その罪を「歯医者」に着せる気だ。(ピーター)


pin on~ は「~に罪を着せる」で、セリフは前後しますが
今回のエピソードではもう一箇所、pin on~ が出てくる場面があります。

He stole a priceless family heirloom and pinned the crime on me.
彼は家宝を盗んで、その罪を俺に着せようとしたんだ。(モジー)


里親の一人息子が、モジーに盗みの罪を着せようとしたということで
これは彼が里親の元を飛び出すきっかけになった事件でした。

pin は「ピン」で、画鋲のようなもの、もしくはヘアピンなどを連想しますが
この pin にまつわる表現は結構あるようで

pin down
人を束縛する

pin money
小銭、はした金

pull the pin
(事業、計画などを)取りやめる


と、合わさる単語によって pin という簡単な単語に
こんなバラエティが生まれてくるんですね。

私の英語リスニングの相棒です

nullこの英会話例文コーナーでは、私自身が色々な英語番組を見ながら、役に立ちそうなフレーズ、気に入った英会話例文などをご紹介しています。
主にドラマ、映画、ドキュメンタリーなどから活きたフレーズを拾うよう心がけていますので、教則本にあるような味気ない文章ではなく、本当に今からすぐに使えるフレーズばかりです。

ただしそういった英語番組では通常、英語字幕はありませんので、フレーズは全て私自身の耳で拾っています。

そして、その書き起こしを陰で支えてくれているのが「リスニングパワー」です。

「リスニングパワー」は、従来の会話文を聞いて耳を慣らすという方法ではなく、英語と日本語の周波数に注目し、英語を聞き取りやすい耳を開発するというコンセプトで作られたリスニング教材で、これは英文を暗記して覚えるようなものではなく、日本人が英語を正確に聞き取れない最大の要因である「英語にあって日本語にない音の周波数」を聞き取る訓練をするというものです。
その最大の特徴は2~3週間という短期間でも効果を得やすいことです。
そのためハリウッド進出を果たした多くの日本人俳優・女優さんの間でも、英語力の強化法として「リスニングパワー」が採用されているほどです。

私自身、このコーナーのための書き起こしをする前に、5~10分ほど「リスニングパワー」を聞くようにしていますが、以前より正確に、より早く英文を聞き取れるようになったと思います。

私のリスニングパワー体験記はこちらをどうぞ >>

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