ホワイトカラー シーズン3 第4話より:
father time has a cruel sense of humor
時の流れは冗談がキツい
今回もピーターとニールの活躍のおかげで、
モジーは「デトロイトの歯医者」の過去に決別、デルーカも逮捕され
ジェフリーズ氏も無事にモジーとの再会を果たす。
お互いに年を取ったものの、気心のしれた者同士ならではの
あたたかく、若干荒っぽい挨拶が交わされます。
今回のフレーズは、そんなモジーとジェフリーズ氏の会話からです。
You haven’t changed at all, except for a bit more character up there.
君は変わってないなあ、ちょっと頭の辺りに個性が増した以外はね。(ジェフリーズ)
Oh, well, father time has a cruel sense of humor.
うんまあ、時の流れは冗談がキツいからね。(モジー)
ジェフリーズ氏の言う「個性の増した頭」というのはつまり
モジーの薄くなった頭髪のことを言っているわけで、
こんな会話からも二人の親しさが伝わってくる場面です。
father time は「時の翁、時の神」、人々の間に流れる時間を擬人化した表現で
その「時の翁」は cruel sense of humor 「残酷なユーモアセンス」を持っている、というわけです。
面と向かって「ハゲたなあ、老けたなあ、太ったなあ」などという相手は
普通は親しい人物以外にないと思いますが、
そんな会話の返し方として、今回のモジーのセリフは印象的でした。
その場で会話を聞いている誰も悪い気にさせず、落とすのは自分だけ、
それでいてクスっと笑えるようなユーモアを含んだ一言で
こんな言い回しは個人的にぜひストックしておきたいと思いました。
私の英語リスニングの相棒です
主にドラマ、映画、ドキュメンタリーなどから活きたフレーズを拾うよう心がけていますので、教則本にあるような味気ない文章ではなく、本当に今からすぐに使えるフレーズばかりです。
ただしそういった英語番組では通常、英語字幕はありませんので、フレーズは全て私自身の耳で拾っています。
そして、その書き起こしを陰で支えてくれているのが「リスニングパワー」です。
「リスニングパワー」は、従来の会話文を聞いて耳を慣らすという方法ではなく、英語と日本語の周波数に注目し、英語を聞き取りやすい耳を開発するというコンセプトで作られたリスニング教材で、これは英文を暗記して覚えるようなものではなく、日本人が英語を正確に聞き取れない最大の要因である「英語にあって日本語にない音の周波数」を聞き取る訓練をするというものです。
その最大の特徴は2~3週間という短期間でも効果を得やすいことです。
そのためハリウッド進出を果たした多くの日本人俳優・女優さんの間でも、英語力の強化法として「リスニングパワー」が採用されているほどです。
私自身、このコーナーのための書き起こしをする前に、5~10分ほど「リスニングパワー」を聞くようにしていますが、以前より正確に、より早く英文を聞き取れるようになったと思います。
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