ホワイトカラー シーズン3 第13話より:

cry wolf
人騒がせな嘘をつく、虚報で人を騒がせる


ニール、モジー、そしてエリザベスの計画は上手く行き
彼女はライアンズに、夫婦で夕食に招待される。

ピーターには内緒でライアンズの家に夕食に行き
化粧室をかりるフリをして、彼らの家で犯罪の証拠を探すという手筈だ。

予定通りエリザベスは夕食後、化粧室に行くと言い、ライアンズの家を捜索する。

しかし怪しい様子を察したライアンズに見つかりそうになり
とっさに身を隠したエリザベスは、部屋に鍵をかけられ出られなくなってしまう。

パニックになった彼女は、外に待機していたニールに助けを求め
何とか窮地を脱するが、帰宅するなりピーターに
ニール、モジー共々問い詰められる、というシーンです。

El wanted to make sure she wasn’t crying wolf.
エリザベスは(ライアンズの犯罪計画が)事実だと確かめたかったのさ。(ニール)

I was embarrassed about what happened earlier.
さっきは(妄想だと思われて)傷ついたわ。(エリザベス)

Oh, yeah, well, I know the feeling.
ああそうだろう、分かるよ。(ピーター)

My wife recently used me as a patsy.
私も妻にカモにされたところだからな。(ピーター)


cry wolf は「人騒がせな嘘をつく、虚報で人を騒がせる」、
これはイソップ童話の“オオカミ少年”の話から来ている言い方のようです。

be embarrassed 「恥をかく、ばつが悪い、傷つく」。

patsy は「カモ、騙されやすい人、利用されやすい人」。

パッツィーは英語圏で、女性の名前(愛称)として存在しているんですが
(エイス・ワンダーのパッツィ・ケンジットとか)
ヘンな意味があるんだなあと、ビックリしますね。

日本人の女性に「カモちゃん」なんていう名前、まず無いですもんね。

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