ホワイトカラー シーズン4 第13話より:

by the skin of one’s teeth
かろうじて、間一髪で


今回のピーターとニールのFBIでの任務は、
NYのタクシー、イエローキャブの営業ライセンスの又貸し事件である。

この営業ライセンスは登録条件も厳しく、高額なものだが
それを管理する組合員の中に、
同一ライセンスを複数のドライバーに許可するという不法行為を行う者がいる。

そこでその人物を現行犯逮捕するために、ニールが氷を用いて偽造した
溶けて消えるライセンスを、犯人の事務所に忍び込み、
そこに保管されている本物のライセンスとすり替えるというシーンです。

Clockwork?
上手くいったか?(ピーター)

Nope. Skin of our teeth.
いや。危ない所だったよ。(ニール)


Clockwork は「ぜんまい仕掛け、規則正しさ、正確」という意味で
今回の場合は「(計画通りに)正確にできたか?」といったニュアンスになります。

それに対するニールの答えは Skin of our teeth 「かろうじて、間一髪で」。

skin of one’s teeth は直訳すると「歯の皮一枚」、
これはあと少しで破ける=駄目になるところだった、ということですが
日本語だと「首の皮一枚で繋がった」というのが近いイメージではないかと思います。



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