ホワイトカラー シーズン4 第15話より:

that’s(it’s) a shame
それは残念だ


モジーの用意した隠れ家に身を潜めていたサムが
ニールが危険だからと説得したにもかかわらず
ひょっこりNYに戻ってきてしまい、ニールは仕方なく自分の部屋にサムをかくまう事に。

そして日中一人で過ごしていたサムは、
ニールが手がけた数々の名画の偽造品を見つけ、その素晴らしさに感嘆する。

そしてサムが、お前の才能をもっと真っ当に活かせとニールに説く場面からです。

You have a tremendous gift, Neal.
お前には非凡な才能があるよ、ニール。(サム)

Your original work must be extraordinary.
オリジナルの作品もきっと素晴らしいはずだ。(サム)

I don’t have many original pieces.
自分の作品はそんなにないよ。(ニール)

Well, that’s a shame.
そうか、そりゃ残念だな。(サム)

Because if you can do this you’re capable of anything.
これだけの才能があれば何だって手に出来るのに。(サム)


gift には「贈り物」という意味がありますが、
ここでは「神から賜った才能」という意味で使われています。

生まれつきある分野で非凡な才能を持つ子を gifted child などと言いますが
それと同じようなニュアンスの gift です。

そして that’s a shame は「それは残念だ」という意味です。

私が最初にこの言葉を耳にしたのは、英語に達者な日本人の友人と外国人の友人と飲んでいた時で
ある時、先に帰るといった外国人の友人に向かって
日本人の友人が it’s a shame と口にした時でした。

その時私は友人が「それは恥だぞ(途中で帰らず最後まで付き合え)」と言ったのかと勘違いし
ええっ!大胆な人だなあ・・・と内心冷や汗をかきました。

でもそれを言われた方は「また今度ね」と、ただ朗らかに帰って行ったので
あれ、何かおかしいな??と、頭の中がハテナマークで一杯になり
家に帰って辞書を引いてみて初めて、ああそうだったのか、と納得しました。

it’s a shame という言葉を聞くと、いまだに思い浮かぶ思い出です。



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