ブレイキング・バッド シーズン3 第12話より:

half measure
中途半端な手段、その場しのぎの行動


マイクのジェシーを始末しろという提案は
当然ウォルターには受け入れがたく、ジェシーを擁護する立場を取るが
そんな彼にマイクは自分が警官時代に起こしたある間違いの話を始める。

それはかつてマイクが一瞬の気の迷いで、一旦捕まえた男を見逃した翌日、
その男が罪のない若い女性を殺してしまったという話で
この出来事を教訓にしろ、と彼はウォルターに迫るのだった。

Moral of the story is,
この話の教訓は、(マイク)

I chose a half measure when I should have gone all the way.
俺はとことんやるべき時に、中途半端な手を打ってしまったということだ。(マイク)


I’ll never make that mistake again.

俺はもう同じ間違いはしない。(マイク)

No more half measures, Walter.
中途半端はいかんのだ、ウォルター。(マイク)


moral 「教訓、道徳上の、倫理的な」。

half measure は直訳すると「物差し半分量」、
それが転じて「中途半端な手段、その場しのぎの行動」という意味になります。

should have gone all the way は
「最後まで行くべきだった=とことんやるべきだった」、
この話では「男を決して見逃すべきでなかった」ということです。



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