ブレイキング・バッド シーズン1 第2話より:
load off one’s mind
ほっとする、肩の荷が下りる
死体の処理と地下に軟禁したチンピラの対応に追われている上に
ウォルターの妻・スカイラーが突然やって来たこと、
そして彼の身内にDEA(麻薬取締捜査官)がいたことにも腹を立てているジェシー。
学校での勤務を終えてジェシーの家にやって来たウォルターに
その不満を洗いざらいぶちまけるシーンからです。
Yes or no, do you have a brother in the DEA?
イエスかノーで答えろよ、あんたの兄弟はDEAなのか?(ジェシー)
Brother-in-law.
義弟がな。(ウォルター)
Now there’s a load off my mind.
へえ、そいつはホッとする話だな。(ジェシー)
load off one’s mind は直訳すると「心の積荷を降ろす」、
それが転じて「ほっとする、肩の荷が下りる」という意味になります。
また、load offの代わりに weight off one’s mind と言ってもほぼ同じ意味です。
(こちらの方がよりズッシリ重たい感じもしますね)
日本語でも、長くのしかかっていた問題が解決することを
「心の重しが取れた」なんて言いますが、英語でもそれとほぼイメージだと思います。
もちろんジェシーのセリフは皮肉がこもっていて
実際にはその反対、それはますます厄介だ、と伝えているわけです。
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