ブレイキング・バッド シーズン5 第5話より:

put words in one’s mouth
言ってもいない事を言ったことにされる


彼らのメス製造に不可欠な原料を調達している女性・リディアは
彼女が管理している倉庫は今後DEAの監視が厳しくなることを予測して
驚くべき原料調達法を提案する。

それは輸送途中のコンテナからメチルアミンを盗み出すというもので
警備が手薄な場所ならこっそり抜き取れると、ウォルターらをけしかける。

しかし若干乗り気のウォルターとジェシーをよそに、マイク一人が反対を唱える。

もし自分達の犯行を誰かに見られれば、その無実の目撃者は始末せねばならず、
そういう面倒は起こすべきでないとマイクは主張するのだが・・・。

Bottom line, I have done this long enough to know,
結局はな、俺はこの手の事は何度も経験してきてるが、(マイク)

that there are two kinds of heists,
強盗には二種類あるって事だ、(マイク)

those where the guys get away with it and those that leave witnesses.
ただブツを盗んで立ち去る場合と、目撃者を残しちまう場合さ。(マイク)

(中略)

And it sounds like what you’re telling me, Walter,
お前が言うことを聞いてるとな、ウォルター、(マイク)

is that you wanna do this heist,
この盗みをやりたがってるように聞こえるぞ。(マイク)

even if it means killing a couple of innocent men.
例え無実の人間を何人か殺るハメになってもな。(マイク)

That what you want?
そうなのか?(マイク)

You know, I don’t know why you insist on putting words in my mouth here.
なあ、あんたはどうして俺がやりたがってるように仕向けるんだよ。(ウォルター)


bottom line 「要点、肝心なこと、最終結果」。

insist on~ 「~に固執する、~を強く主張する」。

そして put words in one’s mouth は「言ってもいない事を言ったことにされる」ということで
ここではマイクが、ウォルターがこの盗みをやりたがっているように仕向けている、と言っています。

直訳すると「誰かの口に言葉を乗せる」= 自分に都合の良い事を他人の口に乗せる、
つまり身に覚えの無い事を、誰かに言ったことにされるというわけですね。



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