ブレイキング・バッド シーズン5 第14話より:
take pity on~
~を可哀想に思う、~を哀れむ、~に申し訳なく感じる
まだ裏の仕事を始めたばかりの頃、まだ幸せだった頃のことを
回想しているウォルター。
砂漠に停めたオンボロのキャンピングカーでジェシーと二人、
パンツ一丁で汗だくになりながら、メスを作っている。
完成までまだ時間がかかりそうなため、バイト先の店長・ボグダンを口実に
帰りが遅くなるとスカイラーに電話をするシーンからです。
I was just calling to say I’m sorry, but I’m gonna be late tonight.
電話したのはね、悪いが帰りが遅くなりそうなもんだから。(ウォルター)
Bogdan. He’s got a bug up his butt.
ボグダンの奴がさ。虫の居所が悪いらしくてね。(ウォルター)
That’s okay. I wasn’t planning anything special for dinner.
構わないわ。ご馳走を作る予定でもないし。(スカイラー)
So In fact, you could take pity on us and bring a pizza home.
というか、家族に悪いと思ってくれるなら、ピザでも買ってきてもらえないかしら。(スカイラー)
get a bug up one’s ass 「機嫌が悪い、虫の居所が悪い」という意味のスラングで
直訳すると「お尻に虫がいる」、そのまま意味がイメージしやすいですね。
In fact 「それよりむしろ、実は、実際には」。
そして take pity on~ は「~を可哀想に思う、~を哀れむ、~に申し訳なく感じる」。
ここでは、悪いと思うならピザ買って来てよ、というわけで
ちゃっかり夕飯の支度をスキップしたスカイラーですが
なるほど、これはいつかどこかで使えそうなフレーズではありませんか(笑)。
まあ仲の良い間柄だからこそのセリフですよね。
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