ブレイキング・バッド シーズン4 第4話より:

cover a lot of ground
多岐にわたる、対処すべき問題が多くある


今回、洗車場を買収したことを報告するにあたり
どうしてそれが可能になったのかを、ハンクらにも納得させねばならない。

ハンクは凄腕の麻薬捜査官だけに、
いい加減な話では嘘を見抜かれる可能性があると考えたスカイラーは
今夜のハンク夫妻との夕食会に向け、ウォルターと念入りな予行演習を行うことにする。

Walt, we’ve got a lot of ground to cover.
ウォルター、私たち打ち合わせることが一杯あるわよ。(スカイラー)

What is this?
これは何だい?(ウォルター)

We have to get our stories straight.
私たちの話の辻褄を合わせないと。(スカイラー)

We’ve got to be on the same page.
二人の口裏を合わせなきゃ。(スカイラー)

Is this a script?
これ、台本かね?(ウォルター)


cover a lot of ground は直訳すると「多くの地面を覆う」、
それが転じて「(扱う事柄が)多岐にわたる、対処すべき問題が多い」となります。

二人がハンク夫妻に話そうとしているのは壮大な作り話ですから
2人が全てを同じ流れで把握していないと、すぐに綻びが生じてしまいます。

そういう意味で a lot of ground to cover 「覆うべき地面(打ち合わせること)がたくさん」ある、
というわけですね。

on the same page は「同じ見解を持つ、意見が一致している」ということで
つまり辻褄を合わせねばならない、ということです。



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