ホワイトカラー シーズン5 第1話より:

in an orderly manner
規則正しく、整然と、順序に従って


上院議員プラットの捜査の功績が認められ、副主任に昇格が決まったピーター。

一方ニールはかつて自分とピーターが逮捕したカーティスという服役囚に
とある事情から借りを作ってしまっていた。

カーティスはピーターの地位さえ危うくするようなネタを握っているため
ニールはピーターを守るために、彼の命令に従わざるをえず
彼はニールに、服役中の自分の代わりにお宝を盗んでくるよう強要する。

そこでニールはモジーの助けを借りて、彼の命令を実行に移す。

消防士に扮したニールが、お目当ての宝を盗むために人払いをするシーンからです。

Excuse me, we have an emergency situation here.
すみませんが、ここで緊急事態が発生しました。(ニール)

If everyone could please evacuate the building in an orderly manner.
皆さん順序に従って、このビルから避難していただけますか。(ニール)


evacuate 「撤退する、退去する、避難する」。

そして in an orderly manner は「規則正しく、整然と、順序に従って」ということで
こうした避難時などに聞かれる言葉です。

パニックにならず、順序だてて行動して下さい、ということで
evacuate と共に、いざという時のために覚えておきたい一言です。

このカーティスを演じているのはマーク・A・シェパードという
「スーパーナチュラル」で地獄の王・クラウリーを演じている役者さんなので
見ているうちに、オーバーラップすることがしばしばです。

どちらの役も英国訛りが特徴的で、2つの役の共通点は
頭が良くて冷静、抜け目がなく皮肉屋、というところでしょうか。

これってアメリカ人が英国人に感じるイメージ、という事かもしれませんね。

そういえば最新のジャガーのCMでも、悪役で有名な英国人俳優を揃えて
「悪役も悪くない」というのがありました。


ここでも英国人俳優がクラウリーのごとく魅力的な悪役として活躍しています。



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