ザ・メンタリスト シーズン2 第20話より:

roll in the hay
性交渉をもつ


大企業の御曹司・ザンダーが自身のCEO就任を祝うパーティーの席上で息絶える。

彼は父親の起こした会社を乗っ取る形でCEOに就任しており
早速リズボンらは家族の事情を調べ始める。

彼にはセイディという美貌でビジネス手腕に長けた妻が居たが
夫婦生活が上手く行っていなかったという情報が入り、
リズボンは彼女の異性関係について、ザンダーの父から話を聞くことに。

Do you think she was having an affair?
彼女に浮気の可能性は?(リズボン)

On balance, no.
様々考えるに、ないだろう。(ザンダーの父)

Go on.
続けて。(リズボン)

Sadie loves this company, as well as my son.
セイディはこの会社を愛している、我が息子と同じくらいに。(ザンダーの父)

She’d never risk everything for a roll in the hay.
セックスのために危険を冒すとは思えんよ。(ザンダーの父)


on balance 「いろいろ思案した結果、概して、おおむね」。

balance には「天秤」という意味がありますので、
それに色々乗せて思案した結果、というイメージが描けますね。

ここでははっきり浮気は無いと断定は出来ないけれど、
あらゆる事情を考えるに、恐らく無いだろうというわけです。

ですからリズボンはその辺の事情を話すよう go on 「続けて」と言っているんですね。

そして roll in the hay は直訳すると「干し草に転がり込む」、
それが転じて「性交渉をもつ」となります。

この言い方は、昔は干し草でベッドをこしらえていた事から来たようで
hay は「ベッド」を示しています。

これを踏まえると

hit the hay
寝る


という言い方もなるほど、と思いますね。



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