ザ・メンタリスト シーズン3 第2話より:
run off with~
~を盗む、~と駆け落ちする
義弟ダニーの昔仲間から彼の隠れ場所を聞きだしたジェーンは
ついにCBIより一足先にダニーを見つけ出す。
もし本当に殺人を犯したのなら、自分がどうにか逃がしてやると
ダニーをかばおうとするジェーン。
だが彼は、姉さんが死んだのはあんたのせいだと、昔年のわだかまりをぶちまける。
My sister was the only good, clean honest thing that I had in my life,
姉さんは俺の人生で唯一、正しく誠実で素晴らしい存在だった(ダニー)
and you ran off with her.
それをあんたが奪っていった。(ダニー)
You took her away from me, away from what she knew.
俺から、姉さんの知っていた世界からさらっていった。(ダニー)
So You know, yeah, I’ve been mad at you, very mad.
だからそうだとも、あんたにゃ頭に来てた、ものすごく。(ダニー)
I didn’t take her away. She didn’t want the carny life.
僕がさらったんじゃない。 彼女は巡業暮らしをやめたがってた。(ジェーン)
She hated it. She wanted to get out.
嫌だったんだ。 出たかったんだよ。(ジェーン)
We both did.
僕ら二人ともね。(ジェーン)
run off with~ は「~を盗む、~と駆け落ちする」。
run off「逃げる」、with~「~と一緒に」ということで
何かを持ち去る、盗って逃げるとなります。
次の take away も「持って行く、運び去る」で、似たような意味です。
また良く聞く話ですが、ファストフード店などでのいわゆるお持ち帰り(テイクアウト)も、
正しくは take away 、もしくは to go となります。
carny 「旅芸人、巡業一座、見世物小屋で働く人」。
このエピソード内で、リズボンがダニーの職業を carny と呼ぶと
それを聞いていたジェーンが「carny はちょっと・・・」と訂正するシーンが出てきます。
正確な感覚は分かりませんが、carny という言葉には少し怪しさ、
いわゆるヤクザな商売、半端者といったニュアンスが含まれるかもしれません。
ジェーンの妻も carny life を嫌っていたと言っていますので
意味を知っておくにとどめて
あまり自分から口にしない方が良い言葉かもしれませんね。