ザ・メンタリスト シーズン1 第15話より:
behind the wheel
(車の)運転をする
殺されたスカーレットと同じクラブに所属するヘザーという女性は
数年前に娘を自動車事故で亡くしていた。
そのことをジェーンに話すシーンからです。
My daughter Rachel, she loved to dance.
私の娘、レイチェルはダンスが好きだった。(ヘザー)
Didn’t matter what kind of music either,
どんな音楽でも流れれば、(ヘザー)
a toe would start tapping and she was just so full of life.
自然とつま先でリズムを刻みだす、元気いっぱいの娘だった。(ヘザー)
She had taken several painkillers with alcohol before she got behind the wheel.
娘は運転する前に、お酒と一緒に痛み止めを飲んでしまって。(ヘザー)
full of life 「元気いっぱい、生き生きとして、活力にあふれた」。
そして behind the wheel は「(車の)運転をする」ということで
車のハンドルは steering wheel 、その後ろに居る=運転する、となります。
日本では車のホイールというと、一般的にタイヤのホイールカバーを指しますが
英語では「車輪」もしくは「車のハンドル」を指します。
この steering 「操縦する、操舵する」という単語の発音、
私はロンドンの学校で何度も staring 「凝視する」と聞こえると指摘されていました。
これ、カーグラTVや車雑誌などでは steering wheel は「ステアリングホイール」と表現されていて
そういう番組でよほど頭に刷り込まれていたのか
堂々と何度も自信を持って(笑)「ステアリング」と発音していたら
先生には staring「凝視する」に聞こえてしまうというオチでした。
実際の steering は「スティーリング」という感じで(スペルで気づけよという話ですが・・・)
M任谷M隆さんのおかげで(濡れ衣ですが・笑)集中特訓させられたのも良い思い出です。