ザ・メンタリスト シーズン3 第17話より:
moonlighting
副業をする、バイトをする
ゴルフ場で医師のニュートンが殺された事件を調べているCBI。
ジェーンとリグズビーは事件当夜の関係者のアリバイを調査中、
ある若い医師・ワトソンの行動に疑いを抱き、その件を当人に追求すると
事件当夜に勤務先の病院に内緒でバイトをしていたという。
それは就業規約違反ではあったが、彼が抱えた学費ローンを返済するために
どうしても必要な仕事であるとジェーンらに訴えるのだった。
Why did you lie about being in the hospital the night that newton was murdered?
どうして事件当夜は夜勤だったなんてウソを?(リグズビー)
I was moonlighting at a mobile clinic last night.
移動診療所で副業をしていました。(ワトソン医師)
That’s a violation of my contract with the hospital.
それは就業規約違反なんです。(ワトソン医師)
I can’t afford to lose my job.
僕はこの仕事を失うわけにいきません。(ワトソン医師)
I’ve got medical school bills like you wouldn’t believe.
あなた方には想像つかない額の学費返済があるんです。(ワトソン医師)
Okay. Well, keep up the good work.
そうか。 それじゃ頑張って。(ジェーン)
moonlighting 「副業をする、バイトをする」。
子供の頃にNHKで放映した海外ドラマで「こちらブルームーン探偵社」というのがあり
その原題が Moonlighting でした。
これは若き日のブルース・ウィリスが出ていた作品で、
シビル・シェパード演じるモデル美女の副業が探偵事務所の社長、
その事務所の名が“ブルームーン探偵社”ということで、
事務所の名前と「副業」をかけたシャレたタイトルですね。
violation 「(規約・約束)違反、侵害」。
afford to~ 「~出来る、~しても問題ない、~する余裕がある」、
ここでは can’t afford to lose「失う余裕はない」=「失うわけにいかない」。
Moonlighting(こちらブルームーン探偵社)も面白かったんですが、
同じくらいに放送していた「探偵レミントン・スティール」も、かなり好きで
こちらは若き日のピアース・ブロスナンが主演のドラマでした。
きっとあの頃は、ウィリス氏よりブロスナン氏の方が好みだったのでしょう(笑)。
またあの頃はマイケル・J・フォックスの「ファミリー・タイズ」も
民放地上波で毎週、ゴールデンタイムに放映されていたと思います。
今振り返れば、私自身、随分子供の頃から外国に興味があり
上記のような作品もその興味を続かせてくれていたのかもしれません。
やっぱり何でも良いから、英語への興味が長続きする何かがあるというのは
独学を続けるための原動力になるんだなあと、つくづく思います。