ザ・メンタリスト シーズン6 第14話より:

take a wild guess
当てずっぽう、大雑把に推測する


ある夜、リグスビーとヴァンペルト夫婦の家に何者かが侵入し
銃撃戦が巻き起こる。

幸いケガ人は出なかったが、FBIが調査に乗り出したところ
アルディレス検事の殺害犯と同じ人物が、2人を襲っていた可能性が浮上する。

そこでリグスビーとヴァンペルトを臨時のコンサルタントに迎え
ジェーンらFBIに移った仲間たちと、捜査チームが組まれることになる。

チョウはFBIのデータベースから容疑者を12人に絞るが
ジェーンはそれでは多すぎるので、もっと直感で絞ろうと言い出す。

Just got word that the FBI has officially hired you as consultants for the case.
正式にこの事件のコンサルタントになったんだな。(チョウ)

(中略)

12 suspects?
容疑者が12人も?(ジェーン)

(中略)

What’s their connection to Ardiles?
アルディレスとのつながりは?(ヴァンペルト)

Well, he was involved in all their prosecutions.
皆、彼が起訴した犯人たちだ。(チョウ)

Well, that’s fine and dandy, but we’re the ones that caught them and questioned them,
それは結構、だけど皆、僕らが逮捕して尋問したじゃないか、(ジェーン)

and we certainly know them better than any database.
僕らの方がデータベースより彼らに詳しいはずだ。(ジェーン)

What do you think we should do?
どうする気?(リズボン)

I think we should trust our instincts.
自分たちの直感に従うんだよ。(ジェーン)

You mean take a wild guess.
つまり勘頼みってことか。(チョウ)

80% of the time, a detective’s first guess is right.
80%の確率で、捜査官の勘は当たる。(ジェーン)


prosecution「起訴、告発」。

fine and dandy「(時に皮肉の意味で)結構な、素晴らしい、最高だ」。

fine and dandy は、前後の文脈によって素直に「結構な、素晴らしい」の意味の時と
皮肉の意味で「結構だねえ(よろしくない、いまいち)」の意味の時と両方あり
このシーンでのジェーンは「いまいち」の意味と思われます。

fine も dandy も「素晴らしい」の意味があり、これが重なるので
本来は「大変素晴らしい」の意味だけだったようですが
時が経つうちに「へえ~、素晴らしいね(全く良くない、駄目)」の意味で
使われることが多くなったそうです。

ちょっと使うのにはコツ・慣れがいりそうな気がしますが
意味としては両方あると覚えておきたいものです。

certainly「確かに、確実に、必ず、間違いなく」。

instinct「本能、直感、勘」。

そして take a wild guess は「当てずっぽう、大雑把に推測する」。

wild「野蛮な、とっぴな、的外れの」guess「推測」
=「当てずっぽう、大雑把な推測」。

instinct というと何やら高尚な感じがしますが、
wild guess だと何だテキトーじゃん、って感じがしますね。

チョウはジェーンに fine and dandy「いまいち」と言われてますので
軽いお返しか(笑)。

~ of the time「~の割合で」。

たまに会話で「~パーセントの割合(確率)で」と言いたい時ありますが
それは ~ of the time で言い表せるんですね。


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