ザ・メンタリスト シーズン5 第22話より:

put on a front
体裁を保つ、平静を装う、見栄を張る、カッコをつける


ジェーンがレッド・ジョンの候補として絞った7名を知りたいリズボンは
教えて欲しいと食い下がるが、ジェーンはそれを渋っている。

ジェーンは、もしリズボンが7名の名を知れば
彼女の振る舞いが不自然になり、
そこから本人にバレてしまう事を危惧しているのだ。

Some of the names are people that you know,
7人のうち何人かは君も知ってる人だから、(ジェーン)

and you’ll start acting differently around them,
きっと彼らへの態度が変わってしまうだろう、(ジェーン)

and you may tip them off.
すると向こうに気づかれる。(ジェーン)

What?! No, I won’t!
何でよ!? そんな事ない!(リズボン)

Well, yes, you will. You can’t help yourself.
いやあ、君はそうなるよ。 そうなってしまう。(ジェーン)

I mean, no offense, but you have no dishonesty in you.
気を悪くしないで、君は本心を隠せない人だから。(ジェーン)

I have dishonesty in me.
そんな事ない。(リズボン)

I can put on a front.
私だって自然に振る舞えるわよ。(リズボン)

This is you “putting on a front“.
それが君の「自然な態度」だろ。(リズボンのムキになった顔を真似するジェーン)

No, it’s not. I can keep secrets.
いいえ。私にだって秘密は守れる。(リズボン)

Oh, okay.
そうかねえ。(ジェーン)


tip off「(情報、機密等を)漏らす、こっそり教える、密かに警告する」。

can’t help~「~を止められない、~を我慢できない、~せずにいられない」、
you can’t help yourself(君自身でもどうしようもない・制御できない)。

no offense「悪く思わないで」

dishonesty「不正直、不誠実」。

you have no dishonesty in you(君の中には不誠実さが無い)
=「嘘をつけない、本心を隠せない」。

そして put on a front は「体裁を保つ、平静を装う、見栄を張る、カッコをつける」。

ここの2人のやり取りは、私たちの普段の会話でも充分応用出来そうな感じですね。

特に

・you have no dishonesty in you(あなたは本心を隠せない人)
・I can put on a front(私だって[秘密を知った上で]自然に振る舞える)


この2つはいざ英語で言おうとすると、
え~っと・・・となってしまう気がします。

正直なのはリズボンの大きな魅力ですが
この一件に関しては、ジェーンが慎重になるのも分かります。


※「ザ・メンタリスト」は Amazonプライムで視聴出来ます。


怪物的サービス、Amazonプライムをフル活用した英会話学習法 >>



ゆるく学ぼう!海外ドラマで英会話