ザ・メンタリスト シーズン3 第23話より:
have no choice
仕方がない、他に道がない、選択肢がない
ディンクラーに爆弾を巻き付け、爆死させた犯人は
リズボンとジェーンの決死の活躍により無事に逮捕された。
逮捕した犯人をCBIに護送するためやって来たラローシュに犯人を引き渡し、
ホッと一息ついたリズボンとジェーン。
すると彼らの背後から突如銃声が響き、
銃を片手に動揺したラローシュが護送車から飛び出して来る。
Lisbon, Jane, well done. Well done indeed.
リズボン、ジェーン、よくやった。実にお手柄だ。(ラローシュ)
Has he given you anything?
奴は何かしゃべったか?(ラローシュ)
Not a thing. Wouldn’t give us his name.
何にも。 名前さえ言わないんだ。(ジェーン)
(中略・突如護送車の中から銃声が響き、犯人が射殺される)
…He tried to escape. He went for a gun.
・・・奴が逃亡しようとした。 銃を奪おうとしたんだ。(ラローシュ)
I had no choice.
仕方がなかった。(ラローシュ)
indeed「実に、まったく、非常に」。
go for~「~を取りに行く、~を目がけていく」。
そして have no choice は「仕方がない、他に道がない、選択肢がない」、
今回のラローシュのように、自分のせいで事が起きたのではなく、
不可抗力だったと言いたい時に使われます。
have no choice が口から出てくる時は、大概何かを責められているか、
責められそうに感じて、それを避けるべく先回りする時だと思います。
つまり相手に対して悪いなあ、とか、
まずい事になったなあと本人が感じている証拠でもあります。
実はジェーンは今回の事件の犯人は、レッド・ジョンに通じているような予感を持っており
その人物が何かを語る前にいきなり射殺したラローシュもまた、
レッド・ジョンと通じているスパイなのでは?という疑いを強くします。