ゴシップガール シーズン1 第17話より:
put someone on a pedestal
~を理想と思う、~を偶像化する、~を崇める
セリーナの過去の秘密を知るジョージーナの策略により
徐々に追い詰められていた。
セリーナはその恐怖から逃れたいために泥酔し、家にも戻らず
ダンからの電話にも出ず、彼を心配させる。
ダンは一晩中彼女を心配し探し回った末、
ようやく翌朝ブレアの家に居たセリーナを見つけるが
何があったのかと問うダンに、彼女は行きずりの男と浮気をしていたと嘘をつく。
その答えにショックを受けたダンは立ち去り、セリーナは泣き崩れるが
全ての事情を聞いていたブレアは、ダンに嘘をついた理由を尋ねる。
Then why would you say that to him?
何でダンにあんな事言ったの?(ブレア)
Because I would rather Dan think I cheated on him than know what I really did.
ダンを裏切ったと思われた方が、本当の事を知られるよりマシだったから。(セリーナ)
What you really did?
本当の事って?(ネイト)
Dan puts me on a pedestal.
ダンは私を理想の彼女と思ってくれてる。(セリーナ)
If he knew the truth, he would never look at me again.
けどもし本当の事を知られたら、きっと幻滅される。(セリーナ)
You’re starting to scare even me. What did you do?
何だかヤバそうだな。 一体何をしたんだ?(チャック)
put someone on a pedestal は直訳すると「(その人を)台座にのせる」、
それが転じて「~を理想と思う、~を偶像化する、~を崇める」という意味になります。
ある人を台座、もしくは飾り棚にのせるということは、
まるで美術品のごとくその人を美化して崇める、崇拝するという事で
される側としては、生身の自分以上に持ちあげられて
時にプレッシャーを感じる事もあるかと思います。
まさに今のセリーナがそんな感じで、
本当の自分(がした事)が知られたら幻滅されると怖がっています。
この時点でブレアだけはセリーナの秘密を知っていますが、それを知らないチャックは
you’re starting to scare even me(俺でさえ少し怖くなってきた)と言っています。
大概の事は「俺はチャック・バスだから(Because I’m Chuck Bass)」で
乗り切る彼を怖がらせるなんて、かなりのものだと思います(笑)。