ゴシップガール シーズン2 第8話より:

pull an all-nighter
徹夜する


エレノアのアトリエで本格的に働きだしたジェニー。

ある日、アトリエにやって来たNYの有名バイヤーに
彼女の自作ドレスが評価される。

その結果、エレノア・ウォルドーフの来季の新作として
ジェニーの作品も加えられる事になり大喜びするが
そのためには一日で見本のドレスを仕上げなければならない。

ところがその同じドレスをモデルのアグネスも気に入り
自分が有名雑誌に売りこんであげるからとドレスと共にジェニーを強引に連れ出す。

雑誌に載れば有名になれる、というアグネスの言葉に釣られたジェニーだが
アグネスは遊んでばかりで時間だけが過ぎていく。

そしてついに締め切りギリギリの時間も過ぎてしまい、
徹夜をせざるを得なくなったジェニーはアトリエに戻ることにする。

You can sleep when you’re dead, baby.
死んだら好きなだけ眠れるだろ、ベイビー。(カメラマン)

Which is gonna be tomorrow when Eleanor kills me.
じゃあ明日にはそうなるわ、エレノアに殺されるもの。(ジェニー)

I’m sorry. I am gonna have to pull an all-nighter as it is.
ごめん。 今夜は徹夜しなきゃならないんだ。(ジェニー)

I have… I have to go.
だから・・・もう行かないと。(ジェニー)

All right, suit yourself.
もう分かったわよ、好きにすれば。(アグネス)


pull an all-nighter は「徹夜する」。

all-nighter は「終夜営業の、夜通し続くもの」、
pull a(an)~ には「~をやってのける」という意味がありますので
合わせて「夜通しやってのける」=「徹夜する」となります。

ジェニーのドレスは彼女自身が好きに作ったものなので
同じ物をエレノア指定の生地で仕上げねばならず、大変な手間がかかる仕事です。

だから一緒に遊んでいる時間はないというジェニーにアグネスは、あー、もううるさいな、
suit yourself 「勝手にどうぞ、好きにしなさい」、
と、自分から誘ったくせに冷たいお返事。

ファッション業界でのし上がっていくのも、なかなかラクではないようですね。



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