ホワイトカラー シーズン2 第8話より:

Suit yourself.
好きにしなさい。


ケントに面会した敏腕会計士・ピーターは、ケントの手厚い歓迎を受ける。

今日から一週間という期限付きで、ピーターの仕事ぶりを見極めた上で
正式雇用をするというケントだったが、ピーターの風貌から有能さを嗅ぎ取り
ケントが愛するアルマニャックで乾杯しよう、という場面で
今回のフレーズは登場します。

Armagnac, my daily vice.
アルマニャック、私の良くない日課さ。(ケント)

I thought that we could, uh You know, drink to your new home for the week.
君の我が社での一週間に、乾杯をしようじゃないか。(ケント)

Ah, sorry, but not on the job.
すみません、仕事中は飲まないんです。(ピーター)

Suit yourself.
好きにしなさい。(ケント)


というわけで、CEOであるケントの誘いを断ったピーターへの返答が
この suit yourself です。

suit にはAOKIで買えるような「スーツ」の他に
「~の都合の良いようにする、適する、合わせる」という意味もあり
今回はそちらの意味で使われています。

suit yourself は「どうぞお好きに・どうぞご勝手に」という意味で
通常は命令形で使われます。

好意的な「どうぞお好きに」という使われ方もされますが、
今回のように、せっかくの申し出を断ったような場合の suit yourself には
少し鼻白むような、イラっとしたような
「あっそ、じゃあ好きにしろよ」というニュアンスが含まれる場合もあります。

私の英語リスニングの相棒です

nullこの英会話例文コーナーでは、私自身が色々な英語番組を見ながら、役に立ちそうなフレーズ、気に入った英会話例文などをご紹介しています。
主にドラマ、映画、ドキュメンタリーなどから活きたフレーズを拾うよう心がけていますので、教則本にあるような味気ない文章ではなく、本当に今からすぐに使えるフレーズばかりです。

ただしそういった英語番組では通常、英語字幕はありませんので、フレーズは全て私自身の耳で拾っています。

そして、その書き起こしを陰で支えてくれているのが「リスニングパワー」です。

「リスニングパワー」は、従来の会話文を聞いて耳を慣らすという方法ではなく、英語と日本語の周波数に注目し、英語を聞き取りやすい耳を開発するというコンセプトで作られたリスニング教材で、これは英文を暗記して覚えるようなものではなく、日本人が英語を正確に聞き取れない最大の要因である「英語にあって日本語にない音の周波数」を聞き取る訓練をするというものです。
その最大の特徴は2~3週間という短期間でも効果を得やすいことです。
そのためハリウッド進出を果たした多くの日本人俳優・女優さんの間でも、英語力の強化法として「リスニングパワー」が採用されているほどです。

私自身、このコーナーのための書き起こしをする前に、5~10分ほど「リスニングパワー」を聞くようにしていますが、以前より正確に、より早く英文を聞き取れるようになったと思います。

私のリスニングパワー体験記はこちらをどうぞ >>

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