ゴシップガール シーズン2 第12話より:

talk big
強気な口をきく、自慢をする、ほらを吹く


ネイトは学校中の女子の憧れであり、ジェニーも未だ心惹かれている相手だが
その彼はどうやらヴァネッサに心を奪われている様子。

ネイトは近々開かれるダンスパーティにヴァネッサを誘うが
その事がクラスメイトの女子達は気に入らない。

そこで彼女らはジェニーを使ってヴァネッサを陥れ、
ネイトの心をヴァネッサから引き離そうと画策したが
結果的にそれが却って彼らの絆を深める事となってしまう。

ジェニーは彼女らに不首尾を責められれるが
ただ裕福なだけで偉そうにしているかつてのクラスメイトたちに
心底ウンザリするのだった。

Vanessa is ten times the person you will ever be.
ヴァネッサはあなたじゃとても適わない人だよ。(ジェニー)

That is why you hate her so much.
だから彼女が大嫌いなんでしょ。(ジェニー)

It’s kind of easy for you to talk big,
強気な口をきくのも簡単なのかもね、(ヘイゼル)

when you’re hiding out in Brooklyn.
家にこもってられる人は。(ヘイゼル)


ジェニーの最初のセリフは Vanessa is ten times(ヴァネッサはあなたの10倍の人)
=「あなたじゃとても適わない」となります。

kind of~ は「~の一種」と訳せまずが
ここでは「~かもね、~って感じ」といった感じで
婉曲表現として用いられています。

ヘイゼルは本当は It’s easy for you(あなたには簡単だよね)と言いたいのですが
そこに kind of~ を挟むと It’s kind of easy for you (簡単なのかもね)と
直球過ぎない表現になります。

kind of cute(ちょっと可愛い)、kind of fun(そこそこ楽しい)など
可愛い、楽しい、と直球で言えるほどじゃないけどまあ・・・という時などに
とても便利な表現です。

そして talk big は「強気な口をきく、自慢をする、ほらを吹く」、
直訳すると「大きく話す」、そのままイメージしやすいですね。

ジェニーはすでに学校を辞めているので
もはやクラスメイトや校内のヒエラルキーも関係ない、
だから強気に出るのも簡単だよね、というわけです。



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