ゴシップガール シーズン2 第16話より:
get the hang of~
~のコツをつかむ、~に慣れる
新米教師・レイチェルはある休日、
ルーファスが営むブルックリンのギャラリーにやって来る。
ちょうど併設のカフェを手伝っていたダンが彼女に気づき
オハイオから越してきたばかりで、
地下鉄も初体験だと言っていた彼女に話しかける。
So you’ve been on the subway now.
それじゃ地下鉄に乗って来たんですね。(ダン)
You’ve made it out to a borough.
橋も超えたわけだ。(ダン)
How’s the city working out for you?
街には慣れました?(ダン)
I think I’m getting the hang of it.
やっていけそうよ。(レイチェル)
borough「行政区、自治区」。
ダンがここで言っている borough は、マンハッタン、ブルックリン、
クイーンズ、ブロンクス、スタテンアイランドの5つの行政区の総称です。
学校のあるマンハッタンからブルックリンまでは地下鉄利用、かつ橋を渡る事になるので
レイチェルに地下鉄と橋について話をしています。
work out「どうにかする、何らかの結果を得る、折り合いをつける」、
How’s the city working out for you?
(あなたにとってこの街はどうにかなりそうですか?)=「街には慣れました?」
そして get the hang of~ は「~のコツをつかむ、~に慣れる」。
the hang「扱い方、使用法、コツ、物事の勘所」を get「つかむ」ということで、
ここでは I’m getting the hang of it(街でやっていくコツをつかみつつある)
=「やっていけそう」となっています。