映画「ミート・ザ・ペアレンツ」より:

wasted on~
~には無駄である、~には通用しない


恋人パムの妹・デビーの結婚式に参列するため
パムと一緒に彼女の実家に向かうグレッグ。

デビーの新郎が贈り物で義父を懐柔したと聞き
グレッグもパムの父親に贈り物を用意してきた。

Trust me, your dad’s gonna love this gift.
君のパパはきっとこの贈り物、気に入ってくれるよ。(グレッグ)

(中略)

He’s gonna love you. I promise.
パパはあなたを気に入るわ。大丈夫よ。(パム)

As much as he loves Dr Bob?
ドクター・ボブと同じくらい?(グレッグ)

Easy on the sarcasm.
皮肉はほどほどにね。(パム)

Humour is wasted on my parents.
ユーモアは私の両親には通用しないから。(パム)

What, are they Amish?
何で、彼らってアーミッシュなの?(グレッグ)

…OK, no jokes.
・・・分かった、冗談は無しね。(グレッグ)


(go) easy on~ 「~を大目に見る、~に手加減する、~を控え目にする」

sarcasm 「皮肉、いやみ、当てこすり」。

そして wasted on~ は「~には無駄である、~には通用しない」。

多くの場合、ユーモアは人々に好まれるものだと思いますが
パムの家ではそうではないようです。

Amish 「アーミッシュ(質素な生活を旨とする宗教集団の一つ)」。

ウィキによると、未だ電力も通信機器も車も、いわゆる文明の利器を使わず、
移民当時の自給自足の生活を維持する人々なのだそうです。

アーミッシュは字幕では「石頭」となっていましたが、彼らは一般的にとても真面目で、
ふざけた事を嫌がるイメージがあることから来た和訳だと思います。



ゆるく学ぼう!海外ドラマで英会話