モーツァルト・イン・ザ・ジャングル シーズン2 第2話より:

cat got your tongue?
なぜ黙っているの?


楽団の屋台骨を支える大口寄付者たちが
来季の寄付金を見直すという連絡が、グロリアの元に届く。

ロドリゴの加入により、オーケストラは新規の客を獲得したものの
売上を伸ばすには、もう一押しが必要と考えた彼女は
ヘイリーを新しい楽団の顔に据え、
裕福な若い客層へアプローチする事を思いつく。

一方、突然グロリアに呼び出しを受けたヘイリーは
ビクビクしながら彼女のオフィスを訪ねるのだった。

Am I in some sort of trouble or something?
あの、私、何かトラブルをしでかしました?(ヘイリー)

No, on the contrary.
いいえ、その逆よ。(グロリア)

(中略)

Hailey, we’d love to use this image as part of our campaign with your permission, of course.
ヘイリー、君の写真を我々の新キャンペーンに使いたいんだ、もし良ければ。(楽団の広報)

What’s the matter? Cat got?
どうしたの? だんまり?(グロリア)

Excuse me?
何ですか?(ヘイリー)

Cat got your tongue?
なぜ黙ってるの?(グロリア)

Oh, uh, well, no.
ああ、いいえ。(ヘイリー)

It’s just that I’m only a sub, so I don’t really…
ただ私は控えの奏者ですし、だから正式には・・・(ヘイリー)

You are part of the team!
君もチームの一員だよ!(楽団の広報)

…Okay. Sure!
・・・ですよね。いいですよ!(ヘイリー)


on the contrary「それどころか、その反対に、(前の会話を強く否定して)とんでもない」。

some sort of~「何らかの~、ある種の~、~か何か」。

with your permission(あなたの許可の元で)。

そして cat got your tongue? は「なぜ黙っているの?」。

直訳すると「猫があなたの舌を盗っていったの?」
これで「なぜ黙っているの?」という意味になるんですね、面白い。

うちにも猫が居るんですが、キャツらは興味を惹かれる物には
サッと手(前足)が伸びるところがあるので、何となく分かります。

持ち主が気づかないうちに、ニャッ!と舌をかすめ取られちゃった、
そんなイメージでしょうか。

これまで自分を適当に扱ってきたグロリアの変わり身の早さに戸惑うヘイリー。

思い通りに話がまとまり、にんまりしたグロリアの笑顔は、チェシャ猫にそっくり。

悪い人ではなさそうだけど、良い人かどうかも分からない(笑)。

マエストロ・ロドリゴと楽団員たちは、グロリアに比べるとある意味で気楽です。

楽団のお金の心配は彼女に任せて、彼女の事をグチりながら
音楽の事と、自分たちの待遇について考えていれば良いけれど
グロリアが資金繰りをしくじれば、みんな音楽どころではなくなってしまいます。

楽団を会社に例えれば、彼女は結構良い上司なんじゃないかと思います。


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