モーツァルト・イン・ザ・ジャングル シーズン3 第5話より:

of all people
よりによって、事もあろうに、他の誰よりも


食中毒による舞台での失態で楽団をクビになり、ベネチアに取り残されたヘイリーは
ラ・フィアンマの好意により、彼女の復帰公演の衣装係として雇われることに。

一方ロドリゴは、フィアンマの夫の警告を破り
ついに彼女と一夜を共にしてしまう。

感情が高まりフィアンマに愛していると告げたロドリゴ、
だが彼女はそれが本心かどうかを確かめようと
ヘイリーを使って彼を問い詰める。

If I’m in love with her?
僕が彼女を愛してるかって?(ロドリゴ)

Why would you ask, Why do you ask me that question?
何で君が、何でそんな事を聞く?(ロドリゴ)

You, you of all people, why do you ask me that?
よりによって君が、なぜそんな事を?(ロドリゴ)

What do you mean, “me of all people“?
「よりによって私が」ってどういう意味です?(ヘイリー)

(中略)

I think, I might have said something that actually sort of means that.
そうだな確か、そんなような事は言ったかも。(ロドリゴ)

(中略)

I mean, in the moment, I mean it.
その瞬間は本気だ。(ロドリゴ)

And then there’s another moment… and then…
でも次の瞬間が来て・・・何て言うか・・・(ロドリゴ)

I’m just a whirl of contradictions, Hai Lai.
僕は矛盾だらけの人間なんだ。(ロドリゴ)

(中略)

You can’t just tell someone that you love them, and then backtrack.
愛してると言っておいて逃げるなんて、そんなの駄目です。(ヘイリー)


(you / me)of all people は直訳すると「全ての人々の中の(あなた、私)」
=「よりによって、事もあろうに、他の誰よりも」。

ここでは you of all people(よりによって君が)、
me of all people(よりによって私が)と2つのパターンが出て来ています。

I mean it「(冗談でなく)本気だ、真剣だ」。

whirl「ぐるぐる回す、渦巻く、素早く運ぶ」。

whirl of~「めまぐるしい~の連続」。

contradiction「矛盾」。

I’m just a whirl of contradictions(私は矛盾だらけの人間である)。

いやあ、このセリフ使えそう~(笑)。

矛盾を問い詰められて困った時は、この一言でひとまず逃げを打ちましょう。

backtrack「同じ道を通って帰る、引き返す、(約束等を)撤回する」。

つい手を出してしまった、という感じのロドリゴですが
フィアンマはとっても情熱的で気難しい美女、煮え切らないロドリゴを振り回します。

そういうところがいかにもイタリア美女、って感じで面倒だけど可愛いです。

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