ザ・メンタリスト シーズン6 第4話より:

sibling
(男女を問わない)兄弟姉妹


国土安全保障局のカークランドは、レッドジョンを独自捜査で追っている。

彼は以前、ジェーンが不在中に彼の部屋に忍び込み
容疑者リストを盗み見ていたのだが、それはジェーンの仕込んであった偽リストと知り
ある夜、強制的にジェーンを連れ出して、容疑者を聞き出そうとする。

Do you have siblings, Jane?
兄弟はいるか、ジェーン?(カークランド)

No.
いや。(ジェーン)

I had a twin brother, Michael. We were very close growing up.
私にはマイケルという双子の兄弟がいた。 仲が良かった。(カークランド)

I hear that’s a strong bond.
双子なら絆が強いね。(ジェーン)

And our father was a sadistic drunk.
親父は酒浸りの暴れ者。(カークランド)

He beat the crap out of us and our mother.
私たちと母をよく殴ったよ。(カークランド)

(中略)

Uh, I grew up, I got away.
私は成長し、家を出た。(カークランド)

But Michael couldn’t do it.
だがマイケルはそれが出来なかった。(カークランド)

He stayed in this house and watched our father drink himself to death.
家を出ずに耐えた、父が飲み過ぎで死ぬまでね。(カークランド)

The apple doesn’t fall far from the tree.
カエルの子はカエルか。(ジェーン)

You’re right.
その通り。(カークランド)

Michael turned to the bottle, drank like his life depended on it.
マイケルも酒浸りになった、人生にはそれしかないとばかりに。(カークランド)


sibling は「(男女を問わない)兄弟姉妹」。

近頃では、brother / sister ではなく、sibling を使う人も多いそうで
特に初対面や家族関係が分からない人と話す際には、
sibling の方が差し支えがなく便利なようです。

beat the crap out of~「~を叩きのめす、徹底的に殴り倒す」。

the apple doesn’t fall far from the tree「この親にしてこの子あり、血は争えない」

turn to the bottle「(問題や苦痛から逃れたいために)酒におぼれる」、
直訳すると「ボトルに頼る」、そのまま「酒に頼る・逃げる・おぼれる」となります。

depend on~「~に頼る、~に依存する、~を当てにする」。

drank like his life depended on it(人生をそれ[酒]に依存するかのように飲んだ)。
カークランドはエリートと言える人物だと思いますが、
壮絶な環境から這い上がってきた人だったんですね。

ジェーンは The apple doesn’t fall far from the tree
「カエルの子はカエル」と言っていますが、
父のようにならなかったカークランドはその点では立派だと思います。

ただ得体が知れなくてめっちゃ怖いんですよね、この人・・・。


※「ザ・メンタリスト」は Amazonプライムで視聴出来ます。


怪物的サービス、Amazonプライムをフル活用した英会話学習法 >>



ゆるく学ぼう!海外ドラマで英会話