ママと恋に落ちるまで シーズン9 第18話より:

mark (someone) for life
トラウマになる、その後の人生に影響を与える


あと2時間でウェディングフォトの撮影が始まると言うのに
前夜泥酔したバーニーは、ベッドから起きられない。

そこでテッドたちは、以前バーニーが作ってくれた
特製の酔い覚ましドリンクを飲ませる事に。

その材料としてラードが必要なのだが
ヘルシー料理がウリのこのホテルではラードは手に入らないという。

が、朝食ビュッフェに山盛りベーコンがあるのを見たテッドは
ベーコン調理の際に出るラードを目当てに、
マーシャルに今あるベーコンを全部たいらげろと言い出す。

Wait a second. There’s bacon right here.
ちょっと待て。 ここにベーコンがあるじゃないか。(テッド)

And where there’s bacon, there’s bacon grease.
ベーコンのあるところ、ラードあり。(テッド)

Which we throw out.
それは捨てましたよ。(ホテルのシェフ)

And we aren’t making any more bacon today.
それに今日はもうベーコンは焼きません。(ホテルのシェフ)

Not unless it all somehow gets eaten in the ten minutes before breakfast is over.
あと10分でベーコンが無くならない限りはね。(ホテルのシェフ)

(中略)

Come on! You live for this stuff!
やれよ! 早食いはお前の生きがいだろ!(テッド)

(中略)

And remind me, how did you celebrate getting accepted into Columbia?
それにコロンビアに受かった時、お祝いに何をしたっけ?(テッド)

You eat one eight-pound block of fudge in 12 minutes and you’re marked for life.
3.6キロのファッジを12分で食って、以来トラウマになった。(マーシャル)


grease「機械油、動物性の油脂」。

not unless~「~でない限り」。

Not unless it all somehow gets eaten in the ten minutes before breakfast is over
(朝食が終わる前、あと10分ほどで食べつくされない限りは)。

じゃあベーコンを全部食べればいいじゃないか!となったようです(笑)。

live for~「~のために生きる、~が生きがいである」。

You live for this stuff!(これ[早食い・大食い]はお前の生きがいだろ!)。

get accepted「受け入れられる、(学校等に)入学を許可される」。

そして mark (someone) for life は「トラウマになる、その後の人生に影響を与える」。

mark「跡、傷跡、しみ、刻印」、for life「生涯に渡っての」ということで
一生心に刻まれる出来事、衝撃的な経験=「トラウマになる、その後の人生に影響を与える」。

ファッジというのは、スニッカーズの中身みたいなお菓子、
生キャラメル風の柔らかキャンディに
ナッツやコーンパフを混ぜて固めたようなものと思われます
(差し歯が取れそうなヌチャーっとした感じの・笑)。

それを大量に早食いして以来、早食いにはトラウマがあるというマーシャル。

彼の出身地・ミネソタでは皆ラードで調理した食事をしていて
ラードはとにかくうまいと力説するんですが、やっぱりどうも体には悪そうですよね。

サザン・クッキング(南部料理)の Paula Deen という有名料理家も
糖尿病になったという記事を前に読んだ記憶が。

バターでベーコンを煮る、みたいなコテコテ料理で有名な方で
ジャンク上等!美味しさ一番!の姿勢を貫き、熱狂的なファンも多かったようです。

・チーズケーキのフライ


・こってりマカロニチーズ


日本ではまずありえない調理法かなと思いますが
正直嫌いじゃないです、一回くらいは食べてみたい(笑)。


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