今日から「Japan’s ancient vegetarian meal -「日本古来の菜食料理」を読んでいます。

日本古来の菜食料理


Edged in vibrant pink, a shadow-thin slice of radish sits atop a soft square of sesame tofu.
鮮やかなピンクで縁取られた大根の薄いスライスが、ゴマ豆腐の柔らかな正方形の上に鎮座する。

Beside it, a pot of udon simmers gently while a nearby basket holds a nest of crisp tempura
その横には、うどんの鍋が優しく煮立ち、傍のカゴにはサクサクのかき揚げ天ぷら、


simmer「とろとろ・ぐつぐつ煮える、(感情などが)爆発しそうである」。

- forming just three of the dozen dishes set before me.
たくさんの料理のうち3品が私の前に置かれた。

We are seated in a quiet tatami room at Ekoin, one of more than 100 temples that form the ancient complex of Koya in rural Wakayama prefecture.
私たちは和歌山県の田園地帯、高野の古刹を形成する100以上の寺院の一つである、恵光院の静かな畳の部屋に座っている。

Perched on the mountainside, the town is the centre of Shingon Buddhism, and our meal is known as shōjin ryōri, a spiritual cuisine perfected by monks over centuries.
山腹の町は真言宗の中心地であり、私たちの食事は何世紀もの間に僧侶によって完成された精神的な料理、精進料理として知られている。

Known for its moss-covered cemeteries and forested pilgrimage routes, Koya is home to a long tradition of worship.
苔むした墓地と森林に覆われた巡礼路で知られる高野は、長い伝統を持つ祈りの本拠地だ。

The town’s many temple lodgings, known as shukubo, offer visitors the chance to experience the ways of Buddhism, from meditation to calligraphy
多くの寺院が営む宿泊施設は宿坊と呼ばれ、滞在者に瞑想から書道まで、仏教を体験する機会を提供する

- but few know that the humble temple meals are also an opportunity for spiritual exploration.
だがつつましい寺院の食事が、霊的な探求の機会でもあることを知る人はほとんどいない。


humble「控えめな、地味な、謙遜な、卑しい、つつましい、粗末な、みすぼらしい」。


この「精進」という言葉でパッと浮かぶのは「精進落とし」。

縁ある人の葬儀や法要でいただく食事です。

調べてみると、精進を落とすということは、それまでは喪に服して菜食(精進料理)をしていたのが終わり、普通の食事に戻るといった意味があるようです。

喪に服した菜食というのは今では形式上のことで、普通の人はあまりしないと思いますが、例えばこの花粉症の時期、菜食に切り替えると症状がぐっと楽になったりします。

そういう時、野菜でお腹を満たすと不思議な爽やかさがあり、また嗅覚がとても冴えたりします。

ずっとは無理でも、たまに菜食で過ごす日を設けることは、人間の心と体に良い作用がありそうな気がします。

精進料理の世界をさっそく探っていきましょう!


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