先日から「Oscars 2022: Will Smith’s slap aside, it was a shambles -「2022年アカデミー賞:ウィル・スミスのビンタはさておき最悪だった」を読んでいます。
・「2022年アカデミー賞:ウィル・スミスのビンタはさておき最悪だった」(1)
・「2022年アカデミー賞:ウィル・スミスのビンタはさておき最悪だった」(2)
・「2022年アカデミー賞:ウィル・スミスのビンタはさておき最悪だった」(3)
・「2022年アカデミー賞:ウィル・スミスのビンタはさておき最悪だった」(4)
・「2022年アカデミー賞:ウィル・スミスのビンタはさておき最悪だった」(5)
The lack of imagination was pathetic, too.
想像力の欠如も情けなかった。
A tribute to James Bond on the series’ 60th anniversary was logical enough,
シリーズ60周年を記念したジェームズ・ボンドへのオマージュは十分に分かるが、
but why a montage of film clips introduced by three extreme sports athletes?
なぜそれが3人のエクストリームスポーツ選手による映像のモンタージュなのだろうか?
The 50th anniversary tribute to The Godfather was just as rudimentary.
「ゴッドファーザー」50周年記念のトリビュートも幼稚なものであった。
rudimentary「基本の、初歩の、原始的な、粗末な、幼稚な、未発達の、痕跡の(ある)」。
And then we had Samuel L Jackson, John Travolta and Uma Thurman presenting an award together to celebrate the 28th anniversary of Pulp Fiction.
そしてお次はサミュエル・L・ジャクソン、ジョン・トラボルタ、ユマ・サーマンが「パルプ・フィクション」の28周年を記念して共にプレゼンターを務めた。
Are we really celebrating 28th anniversaries now?
今、28周年を祝う?
From the second it happened, the night’s big story was always going to be Smith’s slap,
それが起こった瞬間から、この夜の話題はスミスの平手打ちばかりになりそうだった、
but if everything else had been more enjoyable and professional then maybe it would have seemed like an unfortunate blip as opposed to a symbol of everything that was wrong with the event.
だがもし他の全てがもっと楽しくプロフェッショナルであったなら、この出来事はおかしかった式典の象徴ではなく、突発的な不運と思えたかもしれない。
blip「ピッという音、(レーダースクリーン上の)映像、(市況等の)突然の変化」。
At the start, Schumer made a joke about the decline and fall of the Golden Globes:
冒頭でシューマーはゴールデングローブ賞の衰退についてジョークを飛ばした、
once an important, high-profile awards ceremony, now so mired in scandal that it was held in private this year.
かつては重要で注目された授賞式も、今ではスキャンダルにまみれ、今年は非公開で開催された、と。
be mired in「~にはまりこむ、~から抜け出せずにいる」。
Three and a half hours later, the Academy Awards couldn’t afford to be so smug.
その3時間半後、アカデミー賞もそんなうぬぼれた事は言っていられなくなった。
If this farrago was the best the producers could come up with, then maybe next year’s Oscars should be held in private, too.
もしこの寄せ集めがプロデューサーたちの精一杯の結果だったなら、来年のアカデミー賞も非公開で行うべきかもしれない。
farrago「寄せ集め、ごたまぜ」。
- 完 -
見てませんけど、こうして全部を読むと、なかなか風変わりな授賞式だったようで。
「パルプ・フィクション」の28周年、というのは確かに間に合わせの企画っぽい匂いがプンプン・・・あと2年待てなかったのか?という(笑)。
出てくれる人が足りなかったんですかね?
こうした大々的な文化的式典が寂れていくのは、何だか悲しい気もしますが、一般大衆の娯楽が多様化して、映画だけが大きな顔をしていられなくなったのかもしれませんね。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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