BBCを英語で読む「2022年アカデミー賞：ウィル・スミスのビンタはさておき最悪だった」（４）

先日から「Oscars 2022: Will Smith’s slap aside, it was a shambles -「2022年アカデミー賞：ウィル・スミスのビンタはさておき最悪だった」を読んでいます。

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After that, Regina Hall, Amy Schumer and Wanda Sykes were introduced as the hosts, only for DJ Khaled to charge on stage and introduce them again.
その後、レジーナ・ホール、エイミー・シューマー、ワンダ・サイクスが司会として紹介されたが、DJキャレドがステージに突撃し、再び彼らを紹介することとなった。

charge on「突撃、突進、（罪・過失等を）～のせいにする」。

The Oscars hadn’t had an overall host (or hosts) for the previous three years,
アカデミー賞は過去3年間、総合司会者がおらず、

so their appointment suggested that the Academy was getting its confidence back after last year’s low-key, mid-pandemic prize-giving.
彼らの起用は、昨年の地味で中途半端な授賞式からアカデミーが自信を取り戻しつつあることを示していた。

It didn’t seem like that for long.
けどそう思えたのも束の間。

The women made some ill-judged gags about wanting to grope the best-looking actors in the room and how they couldn’t get through to the end of The Power of the Dog,
彼女たちは、その場で一番イケてる俳優に手を出したいとか「パワー・オブ・ザ・ドッグ」を最後までやれなかったとか、無分別なギャグを言っていたが、

ill-judged「無分別な、無思慮な、軽はずみな」。

but they were off stage for such long stretches that you forgot all about them.
それらをすっかり忘れてしまうほど長い間、舞台から姿を消していたのだ。

long stretch「長丁場、長時間にわたって」。

Instead of bringing the ceremony together, they made it more disjointed.
式をまとめ上げるどころか、よりバラバラにしてしまった。

The biggest problem in that regard was that eight awards were handed out before the live broadcast began, and the acceptance speeches were then edited, at odd junctures, into the ceremony.
その観点からの最大の問題は、生放送が始まる前に8つの賞が授与されていて、その受賞スピーチは編集され、妙な節目で式に組み込まれたことだ。

Supposedly, this was a failed attempt to reduce the running time, but its main effect was to break up the flow of the evening.
恐らくそれは放送時間の短縮を試みて生じた失敗だろうが、その主たる効果は、この夜の流れを断ち切ったことだった。

なるほど、いくつかの賞の授与を放送前に終らせる事で、長すぎるといつも批判される放送時間を短くしたかったということなんですね。

ただその様子の差し込み方がおかしくて、全体的に流れが悪くなったと。

単純に、表彰部門数が多すぎるのでは？と思いますが、アカデミー自体が巨大化し過ぎて機能不全になっている感じもしますね。

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