今日から「How to be a sustainable fashion lover – and why it matters -「サステナブル・ファッションを愛する方法とその重要性」を読んでいます。

サステナブル・ファッションを愛する方法とその重要性


In her 2021 book Loved Clothes Last, Orsola de Castro, founder of the global campaign Fashion Revolution, issues a cri de coeur.
世界的なキャンペーン「ファッション革命」の創始者であるオルソラ・デ・カストロは、2021年の著書「Loved Clothes Last」の中で、ある願いを発している。


cri de coeur「悃願(こんがん)・懇願する」。

“In my years of scouring second-hand clothing sorting warehouses I have seen hundreds of perfect pieces abandoned simply because of a broken zip.
「長年、古着の仕分け倉庫を回ってきた私は、ジッパーが壊れているだけで完璧な品が捨てられているのを何百と見てきました。

After all, what is the point of spending time and money repairing a broken zip when ultimately it is quicker, cheaper and infinitely more fun to buy a new piece, with a fully functioning zip?
何しろジッパーがきちんとした新品を買う方が、ずっと安上がりではるかに楽しいのに、壊れたジッパーの修理に時間とお金を費やすことに何の意味があるのか?


infinitely「無限に、際限なく、大いに、非常に、ずっと、はるかに」。

But can we please stop and consider what we are doing when we give up hope on the one that broke?
しかし壊れたものを諦める時、私たちは何をしているのか、立ち止まって考えてみませんか?

And what happens when we choose to mend it instead?”
そして、代わりにそれを直すことを選ぶとどうなるのでしょう?」

De Castro’s questions are just two of many confronting fashion in the 21st Century.
デ・カストロ氏の問いは、21世紀のファッションが直面する多くの問題のうちの2つに過ぎない。

It is increasingly hard to downplay the environmental and social damage the industry causes.
この産業が引き起こす環境的・社会的被害を軽視することはどんどん難しくなっている。


downplay「~を控えめに扱う、軽視する」。

Natural resource use rates are stratospheric, as are pollution and waste levels, while global supply chains are riven with exploitation.
汚染や廃棄物のレベルと同様に天然資源の使用率は成層圏まで達し、グローバルサプライチェーンは搾取で引っ搔き回されている。


stratospheric「成層圏の」。

rive「引き裂かれる、ばらばらに割られる、分裂する、(人や心が)~で張り裂ける」。

exploitation「開発、開拓、利己的利用、搾取」。

Finally, the sector is responsible for between two and eight percent of total global greenhouse gas emissions, depending on which study you read.
さらにこの部門は、調査資料によって異なるものの、世界の温室効果ガス総排出量の2~8パーセントを占めている。

These are breathtaking facts, given that, after a certain point, this is an industry trading in non-essentials.
これはある時点からは必需品でなくなる物を扱う産業であることを考えれば、息を呑むような事実だ。

Very few of us in fashion-consuming capitals around the world really need more clothes.
世界のファッション消費都市で、本当に今以上に服が必要な人はほとんどいないだろう。

Yet nonetheless, out they are churned, between 80 to 100 billion pieces a year.
それでもなお年間800億から1,000億着も作られているのだ。


churn「(攪乳器で)かき回す、攪乳器でバターを造る、(風などが波を)わき返らせる、泡立たせる」。

churn out「~を大量に作る、粗製乱造する」。


これは本当に、深刻な問題だなと思います。

かつてはジーンズだって一本1~2万円、Tシャツだって安くても2,000円、革靴は2万円くらいするのが当然でした。

それがいつの頃からか、ファストファッションが登場し、数百円でファッションアイテムが買えるようになり、使い捨ての時代がやってきて・・・。

数年前から良い素材の古着を買うようになりましたが、最近は古着でもあまり質の良くない品が増えてきました。

それはつまりファストファッション的な作りの服が、古着として出回るくらいに普及し尽くしたという事。

なるべく天然素材100%の物を探しているんですが、それも見つけるのが難しくなってきました。

イヴ・サンローランは、いずれ天然素材の服は手に入りにくい物になるだろうと語っていたそうですが、その時代が来たなと思います。

もう飽和状態なのは間違いないですね。

早速先を読んでいきましょう!


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