先日から「How the Queen became a style icon -「女王はいかにしてスタイル・アイコンになったのか」を読んでいます。

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・「女王はいかにしてスタイル・アイコンになったのか」(1)
・「女王はいかにしてスタイル・アイコンになったのか」(2)
・「女王はいかにしてスタイル・アイコンになったのか」(3)
・「女王はいかにしてスタイル・アイコンになったのか」(4)
・「女王はいかにしてスタイル・アイコンになったのか」(5)

1990s

1990年代

The 1990s got off to a bad start for the Windsors,
1990年代はウィンザー家にとって最悪な始まりで、

with the Queen proclaiming 1992 an “annus horribilis” on account of royal marriage breakdowns and a devastating fire at Windsor Castle.
王室の結婚生活の破綻とウィンザー城の大火災をもって、女王は1992年を「アナス・ホリビリス(ひどい・恐怖の年)」と呼んだ。

Things only got worse with the very public unravelling of Prince Charles and Diana’s marriage, and Diana’s death in 1997.
チャールズ皇太子とダイアナ妃の結婚生活が公になり、1997年にダイアナ妃が亡くなってから、事態はさらに悪化。

But however turbulent the times, the Queen can be relied upon to show up to perform her duties
しかしどんな激動の時代でも、女王はその職務を全うするために姿を現し

- throwing in the occasional fashion curve ball for good measure.
時折、ファッションで人々を驚かせた。


throw (someone) a curve ball「人を戸惑わせる・面食らわせる・だます・引っかける、意表を突く」。

for good measure「さらに加えて、おまけとして」。

This look marks one of her most daring evening ensembles of all time, worn to the Royal Variety Performance in Birmingham in 1999.
1999年、バーミンガムで行われたロイヤルバラエティ公演のこのいで立ちは、女王の最も大胆なイブニング・アンサンブルのひとつである。


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Made by Karl-Ludwig Rehse, and nicknamed the “Harlequin dress”, it comprises a sequinned bodice, made up of multicoloured diamonds, atop a gold, V-striped skirt.
カール・ルートヴィヒ・レーゼが製作した「ハーレクイン・ドレス」の異名を持つこの作品は、マルチカラーのひし形で構成されたスパンコールのボディスと、ゴールドのVストライプのスカートからなっている。

“This is a great example of the Queen going all-out for an event,” says Holt.
「これは、女王がイベントのために全力を尽くした素晴らしい例です」とホルト氏。

“When royals dress up in this way, it shows how much they respect the occasion they’re going to.
「王族のこのようなドレスアップは、彼らがその場をどれほど尊重しているかを示します。

They realise their attendance is the crux of the evening.”
自分たちの出席が、その夜のハイライトだと認識しているのです。」


crux「最重要点、急所、難解な箇所、難問、南十字星」。

Equally, it reveals the Queen’s continued willingness to experiment, rather wildly in this instance.
またこの作品からは、女王のファッション実験に対する意欲、それも今回はかなり激しいそれがうかがえる。



女王の普段のイメージからはかけはなれた、大胆な配色の鮮やかなドレスですね。

色々と災難や悲劇に見舞われた90年代を、このドレスで吹っ切ろうとするような、次の2000年代は明るい年になるように・・・という願いを込めたような。

お年を召した白髪の方は、こういうカラフルな衣装がよく似合うと思います。

自分の祖母を思い返すと、いわゆるおばあちゃん色、グレーとかくすんだ紫、茶色などをよく着ていました。

シニア向け洋品店もそういう色合いばかりでしたし、服を買うのもデパートか洋品店か誂えか、もしくは着物かで、今ほど選択肢もありませんでした。

でも日本の銀髪白髪マダムにもきっと似合うので、こんなカラフルな服をどんどん着て欲しいです。


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