今日から「Why your balsamic vinegar is likely fake -「そのバルサミコ酢、本物ですか?」を読んでいます。

そのバルサミコ酢、本物ですか?


From an accompaniment to French fries at the local burger joint to hint of acid added to Michelin-starred dishes, balsamic vinegar is one of the most recognisable condiments on the global table.
地元のバーガーショップでフライドポテトに添えるものから、ミシュランの星付き料理に加えるほのかな酸味まで、バルサミコ酢は世界の食卓で最もよく知られた調味料のひとつである。

And yet, many have never tasted the real “black gold” of Modena, Italy.
しかしイタリア・モデナの本物の「黒い黄金」を味わったことのない人は多い。

It takes 12 years to make the best, aceto balsamico tradizionale (traditional balsamic vinegar), and at least 25 to make the finest, extra Vecchio.
最高のアチェート・バルサミコ・トラディツィオナーレ(伝統的なバルサミコ酢)を造るには12年、最高級のエクストラ・ヴェッキオを造るには少なくとも25年かかる。

Because of traditional balsamic vinegar’s painstaking artisanal production process, supplies are limited, and it tends to be rather pricey.
伝統的なバルサミコ酢は、職人による手間のかかる製造工程を経るため、供給量に限りがあり、価格も割高になりがちだ。


painstaking「念入りな、丹精込めた、労を惜しまない」。

And so, as the global demand for it has risen since the early 1980s, a market for imitation balsamic vinegar and cheaper products has exploded.
そして、1980年代初頭からバルサミコ酢に対する世界的な需要が高まるにつれ、模造品や安価な製品の市場が爆発的に拡大。

In one instance in March 2019, a dramatic Interpol operation in northern Italy seized 9,000 tonnes of crushed grapes intended to be made into fake balsamic vinegar.
2019年3月には、北イタリアでインターポールの劇的な作戦により、偽バルサミコ酢を製造する目的で粉砕された9,000トンのブドウが押収された。

Traditional balsamic vinegar from the two provinces of Modena and Reggio Emilia in the Emilia-Romagna region of northern Italy is made from grape varieties grown in the mildly calcareous soil of the provinces.
北イタリアのエミリア・ロマーニャ地方にあるモデナとレッジョ・エミリアの2つの州の伝統的なバルサミコ酢は、その州の穏やかな石灰質の土壌で育ったブドウ品種から造られる。

“To produce it, mosto cotto (cooked must, or crushed grape juice including the skin, stem and seeds) is progressively aged for decades in sets of aromatic wooden barrels known as a batteria (battery),”
「バルサミコ酢を造るには、モスト・コット(煮詰めた果汁、つまり皮、茎、種を含む破砕したブドウ果汁)を、バッテリア(電池)と呼ばれる香り高い木製の樽で何十年も熟成させます」

said Lara Vecchi, a fifth-generation traditional balsamic vinegar maker at Acetaia Bompana in Modena.
と語るのは、モデナのアチェタリア・ボンパナで5代続く伝統的なバルサミコ酢の造り手、ララ・ヴェッキ氏。

This slow process takes place in an acetaia, a dimly lit attic, where its cold in the winter and warm in the summer,
このゆっくりとした工程は、冬は寒く夏は暖かい、薄暗い屋根裏部屋であるアケタイアで行われ

and this change of temperature is key to a fragrant, dark and thick liquid with the perfect balance of sweet and tangy flavours.
この温度変化が、甘さとピリッとした風味の絶妙なバランスを持つ、香り高く濃厚な液体を生み出す鍵となる。



バルサミコ酢、美味しいです。

近所のスーパーでも売っていて、高いもの(150mlで約2,000円)と、安いもの(300mlで400~500円)があります。

当然ですが高い方は本当に美味しくて、安いものはまあそれなりの味(笑)。

あまり疑問を持ったことはありませんでしたが、確かに世界中に溢れるバルサミコ酢、全部が本物であるはずがない・・・。

私は安い方のバルサミコ(甘味がほとんど無い)には砂糖を加えて味変しているんですが、まあこれはニセモノだなと思います(笑)。

本当の本物は、きっとそうそうお目にかかれるものではないのでしょうね。

早速読んでいきましょう!


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