ホワイトカラー シーズン2 第5話より:
Keep the engine running.
エンジンは切らないで。
日本国債の窃盗容疑がかかっているハルブリッジに近づくため、
Mr.ブラックという殺し屋に扮しているニール。
ハルブリッジの差し向けたリムジンに乗せられ、
今回のターゲットが住むマンションに到着してしまう。
ハルブリッジの使いの手前、殺し屋を演じざるを得なくなってしまったニールは
覚悟を決めて指示された部屋に向かうことに。
そのニールがリムジンを降りる際に、運転手にかけた一言が今回のフレーズです。
すぐに仕事を片付けて戻るので、エンジンはそのままに、ということで
これもいざ言いたいときに、
意外にスッと出てこないフレーズではないかと思いました。
keep ~ing を使うと「そのままし続けて」という言い回しが色々と出来て便利です。
keep the music playing.
演奏を続けて。
keep on doing.
(今していることを)続けて。
You keep me hanging on.(※1)
あなたは私をしばり続けてる(キム・ワイルドの曲より)。
※1:80年代のヒット曲で、内容としては魅力的な男性に振り回される女性の心情を歌っています。
「キープにされている」女性の立場から
「宙吊り・宙ぶらりんな関係(keep hanging on)」がモチーフの曲です。
この曲はキム・ワイルドによるカバーで、
元歌はダイアナ・ロスの在籍していたシュープリームスの大ヒット曲です。
set me free「私を自由にして」とか
get out of my life「アタシの人生から出てけ」とか
私生活ではあまり使いたくないフレーズのオンパレードですが(笑)
80年代の曲はテンポがゆるやかなのが多いので、リスニングの練習にも良いかと思います。
私の英語リスニングの相棒です
主にドラマ、映画、ドキュメンタリーなどから活きたフレーズを拾うよう心がけていますので、教則本にあるような味気ない文章ではなく、本当に今からすぐに使えるフレーズばかりです。
ただしそういった英語番組では通常、英語字幕はありませんので、フレーズは全て私自身の耳で拾っています。
そして、その書き起こしを陰で支えてくれているのが「リスニングパワー」です。
「リスニングパワー」は、従来の会話文を聞いて耳を慣らすという方法ではなく、英語と日本語の周波数に注目し、英語を聞き取りやすい耳を開発するというコンセプトで作られたリスニング教材で、これは英文を暗記して覚えるようなものではなく、日本人が英語を正確に聞き取れない最大の要因である「英語にあって日本語にない音の周波数」を聞き取る訓練をするというものです。
その最大の特徴は2~3週間という短期間でも効果を得やすいことです。
そのためハリウッド進出を果たした多くの日本人俳優・女優さんの間でも、英語力の強化法として「リスニングパワー」が採用されているほどです。
私自身、このコーナーのための書き起こしをする前に、5~10分ほど「リスニングパワー」を聞くようにしていますが、以前より正確に、より早く英文を聞き取れるようになったと思います。
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