ホワイトカラー シーズン2 第12話より:
diplomatic immunity
外交特権
ある日、ピーターとニールの元に国務省のウィルソンという男が現れ
ビルマ(Burma:現ミャンマー)で、ルビーの密輸容疑で拘束されている
アメリカ人青年・クリスの無実を証明して欲しいと、2人に依頼する。
彼の元にはクリスの犯行を裏付ける、自白証言が録画されたDVDが届いていたが
これはビルマ側に自白を強要されたものに違いなく
密輸されたというルビーは現在、別の人物によってアメリカに持ち込まれ
マンハッタンにあるという情報をつかんだという。
そこでそのルビーの所在を突き止め、本物の密輸犯を見つけ出せば
拘束中のクリスの無実は証明されると主張するウィルソン。
そのルビーは200カラットを超える大きさで
ピジョン・ブラッド(pigeon blood:鳩の血)と呼ばれる
最高品質のルビーであることを聞き、
ニールには関わりのありそうな人物が浮かんだ。
そこで早速捜査に取り掛かった2人は
まずビルマで拘束中のクリスの身柄を守るために、ビルマ大使館へと赴き
大使にクリスの処遇について聞き込みに行く。
今回のセリフは、大した収穫も得られず大使館を後にする2人が
駐車禁止区域にとめてある大使の車のドライバーが、
駐禁チケットを路上にポイ捨てするのを目撃する、というシーンで登場します。
Did he just trash a parking ticket?
今あいつ(ドライバー)、駐禁チケットをポイ捨てした?(ニール)
Diplomatic immunity.
外交特権だ。(ピーター)
diplomatic は「外交の、外交上の」
そして immunity は「(伝染病などに対する)免疫、(責任・義務などの)免除」という意味で
2つを合わせて「外交特権」となります。
日本でも広尾とか麻布辺りの路上などで、
青色に白抜きの文字で“外”と書かれたナンバーを見かけることがありますが
あれもドラマと同じく駐禁チケットの支払い義務はなく、
日本国法の適用対象外という、外交特権を持つ車なんですね。
そしてもちろん diplomatic immunity は
車だけにとどまらず、大使館に関わるあらゆる範囲に及ぶわけです。
今回のエピソードでは、クリスを救うために
その diplomatic immunity を
2人が如何にしてすり抜けるか、が見所の一つになっているようにも思います。
私の英語リスニングの相棒です
主にドラマ、映画、ドキュメンタリーなどから活きたフレーズを拾うよう心がけていますので、教則本にあるような味気ない文章ではなく、本当に今からすぐに使えるフレーズばかりです。
ただしそういった英語番組では通常、英語字幕はありませんので、フレーズは全て私自身の耳で拾っています。
そして、その書き起こしを陰で支えてくれているのが「リスニングパワー」です。
「リスニングパワー」は、従来の会話文を聞いて耳を慣らすという方法ではなく、英語と日本語の周波数に注目し、英語を聞き取りやすい耳を開発するというコンセプトで作られたリスニング教材で、これは英文を暗記して覚えるようなものではなく、日本人が英語を正確に聞き取れない最大の要因である「英語にあって日本語にない音の周波数」を聞き取る訓練をするというものです。
その最大の特徴は2~3週間という短期間でも効果を得やすいことです。
そのためハリウッド進出を果たした多くの日本人俳優・女優さんの間でも、英語力の強化法として「リスニングパワー」が採用されているほどです。
私自身、このコーナーのための書き起こしをする前に、5~10分ほど「リスニングパワー」を聞くようにしていますが、以前より正確に、より早く英文を聞き取れるようになったと思います。
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