ホワイトカラー シーズン3 第16話より:

play into his hands
彼の術中にはまる、思うつぼにはまる


ニールの元カノ・サラがクレイマー捜査官に伝えたウソを、あと数時間で事実にするため
ラファエロの絵画の隠し場所へ急行するニール。

それはルーズベルトアイランドに住む、エレンという名の初老の女性のアパートメントで
彼女はかつて、幼かったニールの親代わりをつとめてくれた女性であった。

エレンとニールは久しく会っておらず、
彼が逮捕される前日に絵画を託して以来の再会だったが
名残を惜しむ間もなく、ニールは再びサラの元へ絵画を届けに向かう。

しかしクレイマーもニールの動きを察知し、
サラの勤務する会社でニールを待ち伏せていたため
ついにニールはボッシュ社のロビーで捕えられてしまう。

そしてその場に居合わせ、ニールに手錠をかける役目を負ったピーターと
ニールとの会話からです。

I should have listened to you.
あんたの言う事を聞くべきだったよ。(ニール)

I played right into his hands.
彼(クレイマー)の思うつぼだった。(ニール)

It’s not over yet.
まだ終わりじゃない。(ピーター)


play into someone’s hands は「(その人の)術中にはまる、思うつぼにはまる」という意味で
これは日本でもよく妻と夫の力関係を表す言い方で
「奥さんの手のひらで遊ばされている」というのがありますが
正にそんなイメージだと思います。

いつになく素直に反省するニールに対し、
ピーターは It’s not over yet と返事をしていますが
実はここから、彼がクレイマーに仕掛けたどんでん返しが巻き起こります。

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