ブレイキング・バッド シーズン2 第10話より:

leftover
(食べ物の)余り、残り物


ウォルターの寛解を祝うパーティーも終わり、元の日常が始まった。

スカイラーはパーティーの残り物を職場のお茶請けに持ってゆき、
それに気づいた社長のテッドが彼女に話しかけるというシーンからです。

Who brought the churros?
そのチュロス、誰が持って来てくれたの?(テッド)

That would be me.
私よ。(スカイラー)

If I leave them at home, I’ll wind up eating them all myself, so.
家にあると私が全部食べちゃいそうだったから、それで。(スカイラー)

They’re actually leftovers.
というか本当は残り物なのよ。(スカイラー)

We had a little get-together for Walt.
ウォルターのためにやったパーティーのね。(スカイラー)


このシーンで私が気になったのは、誰がチュロスを持ってきてくれたの?と訊ねるテッドに
スカイラーが That would be me 「私よ。」と答えている点でした。

多分、That’s me でも同じ意味だろうと思うのですが
That would be me と言うと「それは私かもね」と言った、
少しボカしたニュアンスになると感じたからです。

この点について調べてみると、基本的に「それは私です」と言いたいときは
That would be me でも That’s me でもほとんど同じ意味なのですが
That would be me の方が若干控えめで礼儀正しい印象になるようです。

例えば自分の手柄であったり、功績などを聞かれた際に
That’s me「それは私です」というより、 That would be me 「それは私かもしれません」と言う方が
洗練されているといった感じのようです。

wind up は「~の結果に終わる」

そして leftover は「(食べ物の)余り、残り物」という意味で
海外ドラマを見ていると、よく出てくる表現です。

この成り立ちとしては left「残した」食べ物を over「一晩持ち越した」、
ですから「残り物」という解釈になります。



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