「PREACHER/プリーチャー」シーズン1 第5話より:

even better
尚良い、それ以上である


ヴァンパイアのキャシディから好きだと告白されたチューリップ。

彼女が言っていた「一緒にこの町を出る彼氏」とはジェシーの事だったが
彼の布教活動への情熱は冷める気配がない。

人生を破壊されたカルロスという男に早く復讐したくて仕方のない彼女は
協力してくれる見込みの薄いジェシーではなく
キャシディを計画に引き込む事を考え始める。

それにはまず、キャシディの想いを受けいれるしかないと
チューリップは覚悟を決める。

Got you a present.
あんたにプレゼントがある。(チューリップ)

Oh. Lassie, that’s so sweet.
ええーっ。 お嬢ちゃん、優しいなあ。(キャシディ)

Are we going steady now?
俺たち付き合えるの?(キャシディ)

Even better.
それ以上よ。(チューリップ)

We’re in love.
愛し合うの。(チューリップ)


lassie 「お嬢さん、娘、若い女性」。

「名犬ラッシー」の lassie 、スコットランドの方言だそうです。


えっ、ということはラッシーってメスだったのね(笑)。

今の今までオスのコリーだと思っていました・・・。

大冒険の後、しっかり息子も生んていたようで、よかったね・・・。



今の若い人、特に女性の場合は「ラッシー」と言ったら
インド料理で出て来るヨーグルトドリンクかもしれません。

しかし昭和の子供なら「名犬ラッシー」ではないでしょうか。

美しいコリー犬が、自分と離れてしまった家族の元へ
何百キロもの旅をしながら戻るというストーリーです。

よっぽどこの作品が印象深かったのか
私の初めての愛犬はシェルティー(コリーを小型化した犬種)でした。

steady「しっかりした、安定した」、
カップル間では「正式に付き合う」という意味になります。

そして even better は「尚良い、それ以上である」。

even better は、元から良い選択肢、条件が存在していたけど
それよりこちらの方がもっと良い、という時に使われます。

ここではただ付き合うのも良いけど、
それよりもっと良い事をしましょ、愛し合うのよ、と
チューリップからキャシディへの強烈なお誘いになっています。


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