モーツァルト・イン・ザ・ジャングル シーズン3 第9話より:

get caught up in~
~に捉われる、~に巻き込まれる


ロドリゴが勝手に発表した青年部楽団の計画に、グロリアの怒りは収まらない。

ロドリゴは何とか彼女の機嫌をとろうと、手作りのスコーンを差し入れに来るが
グロリアの怒りはヴードゥー人形で呪いをかけるほどで、未だ手が付けられない。

Gloria, I brought you a pumpernickel scone.
グロリア、スコーンを持って来たよ。(ロドリゴ)

Gloria! that’s voodoo!
グロリア!そいつは呪いの人形だろ!(ロドリゴ)

I can’t believe we just made that announcement to the whole world without asking me first!
私に相談もなくあんな発表をして!(グロリア)

I apologized. Come on, Gloria, don’t get caught up in the past.
それは謝っただろう。 頼むよグロリア、過去の話を引きずらないでよ。(ロドリゴ)

(中略)

It will take years of fundraising to even come close…
一体資金の調達に何年かかると・・・(グロリア)

I’m not talking about years. I’m talking about now. Right now.
何年もなんて待てない。 今の話だ。 今やるんだよ。(ロドリゴ)

You want to see now!? Now, I am cleaning my desk.
今の話をしたいわけね!? 今はね、デスクの掃除中なの。(グロリア)

Because we don’t have enough money for a janitorial staff!
なぜって清掃係を雇うお金もないからよ!(グロリア)


pumpernickel「ドイツ式のライ麦パン」。

voodoo「ヴードゥー教、(ヴードゥー教の)呪い、魔術」。

そして get caught up in~ は「~に捉われる、~に巻き込まれる」。

直訳すると「~の中に捕まる」といった感じで
ここでは don’t get caught up in the past(過去に捉われては駄目だ)
=「過去を引きずらないで」。

fundraising「募金」。

come close「近づく、あと一歩まで来る」。

It will take years of fundraising to even come close
(実現に近づけるだけでも募金活動に何年もかかる)。

janitorial「管理人の、清掃員の」。

janitor「管理人、門番、玄関番」の形容詞が janitorial、
個人宅ではなく、ビル等の大きな建物の清掃や管理をする人を指します。

それにしてもこれだけグロリアがお金がない、無理だと言っているのに
(呪いまでかけられてるのに・笑)
すぐに青年部を発足させることを諦めないロドリゴ、マインドが強いっ。


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