ママと恋に落ちるまで シーズン3 第20話より:

crawl back to~
~の機嫌を取る、~に許しを請う


バーニーが元カノ・ロビンと一夜を共にしたことが許せないテッドは
それを知って以来、彼と絶交中である。

テッドには新しい彼女・ステラもおり、充実した日々を送っていたが
ある日、そんな彼を交通事故が襲う。

バーニーを除く親しい仲間が、その知らせを受け病院にかけつけると
幸いテッドの怪我は軽症で、すぐにも日常生活に戻れそうなレベル。

ホッとしたリリーが念のためテッドの事故をバーニーに連絡すると、
怪我の具合を知らないバーニーは慌てて会社を飛び出し、
病院にかけつける途中、自らも事故に遭い瀕死の重傷を負ってしまう。

自分のために痛々しい姿になってしまったバーニーを見た途端
さすがのテッドもショックを受け、仲直りを申し出る。

Dude, I can’t believe you ran all the way up here.
まさかお前がここまで走ってくるとは。(テッド)

Jeez. Flatter yourself much? What an ego on this guy.
全く。いい気になるなよ?うぬぼれた奴だ。(バーニー)

I was up in this part of town because I had to attend a very important international business meeting.
俺がこの辺りに来たのは重要な国際会議のためだ。(バーニー)

If you’re here to come crawling back, just save it.
ご機嫌取りのつもりなら、やめておけ。(バーニー)

I’m doing awesome without you.
俺は一人でも平気だ。(バーニー)

Even better now, ’cause I can play the sympathy card with the females.
むしろ好調だ、今なら女の同情も買いやすい。(バーニー)

(中略)

…Barney, you could’ve died.
・・・バーニー、死ぬところだったんだぞ。(テッド)

…Ted, I’m sorry I broke the Bro Code.
・・・テッド、掟を破ってごめん。(バーニー)

No, I’m sorry.
いや俺こそごめん。(テッド)

Ted, can we be friends again?
俺たち友達に戻れる?(バーニー)

Barney, come on, we’re more than friends. We’re brothers.
何言ってんだよ、俺たちはただの友達じゃない。兄弟だろ。(テッド)


Flatter yourself much?(そんなに自分を褒めたたえるか?)
=「いい気になるなよ?」。

What an ego on this guy(こいつはどんだけエゴが強いんだ?)
=「うぬぼれた奴だ」。

そして crawl back to~ は「~の機嫌を取る、~に許しを請う」。

直訳すると「~の元に這って戻る」、這いつくばってある人の元に戻る、
日本でもそうですが、四肢を地面につける(土下座とか)というのは
相手に屈服するというイメージがあり、この crawl back to~ も
自分が間違っていたことを認め相手におもねる・取り入る、
一度断られた事をもう一度頼み込む、そんな意味があります。

If you’re here to come crawling back, just save it
(もしここにご機嫌取りに来たのなら、[後のために]とっておけ)
=「ご機嫌取りのつもりなら、やめておけ」。

play the sympathy card「同情を引こうとする、同情心を煽ろうとする」

全身ギプスの状態でも強がりをいうあたりがバーニーらしいですね。

自分が死ぬかもしれないという体験をすると、心境にも変化が訪れるようで
その辺りがシーズン4に繋がっていきます。


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