ホワイトカラー シーズン5 第7話より:
my skin is starting to crawl
ゾッとしてくる、虫唾が走り出す
ピーターらの元に、FBI捜査官の名を語る男が連行されてくる。
男が所持していたバッジと銃は本物で、ピーターらはその出所を確かめようとするが
中々口を割らない男に業を煮やし、揺さぶりをかけるシーンからです。
I don’t remember.
覚えてない。(容疑者)
Well, you know what?
そうか、知ってるか?(ジョーンズ)
It doesn’t matter because you’ve got the badge and you’ve got the gun.
とぼけるのは構わないが、お前がバッジと銃を持っていたのは確かだ。(ジョーンズ)
And your prints are all over them.
それにお前の指紋がそこら中に付いてる。(ジョーンズ)
You’re going down for this.
お前もこれで終わりだな。(ジョーンズ)
Let’s go. My skin is starting to crawl.
行くぞ。虫唾が走り出す。(ピーター)
No, wait, wait.
いや待て、待ってくれ。(容疑者)
print 「指紋」、finger print の略です。
my skin is starting to crawl は「ゾッとしてくる、虫唾が走り出す」ということで
この言い方は make one’s skin crawl 「(不快のあまり)鳥肌が立つ、ゾッとする」という
イディオムの変形だと思います。
crawl は水泳のクロールの事であり「(虫などが)這う、這って行く」。
水泳のクロールは「水面を這う」、今回の言い回しでは「虫が肌を這う=ゾッとする」という
イメージすると覚えやすいように思います。