そもそもは中学生のころ、
叔母さんがアメリカに住んでいるという友達ができたこと、
これが始まりでした。
そのころの私はそれほど英語に興味もなく、したがって熱心に勉強することもなく
ベストテンやトップテンなどの歌番組が好きな
ごくごく普通の中学生でした。
新学期のクラス替えをきっかけに仲良くなった友人は、
とにかくアメリカのロックが大好きで
休み時間の度に、IN ROCKや、MUSIC LIFE、VIVA ROCKといった
洋楽雑誌を持ってきては
いかにデイヴ・リー・ロスがカッコ良いか、マドンナがすごいか、
そんな話をしてくるようになりました。
私はと言えば、心の中で
「おっかなそうなガイジンだなあ。
髪はボサボサだし、ヘンな編み上げの、ピタピタのズボン履いてるし・・・」
「男闘呼組の方がよっぽどいいのに・・・」
などと思いつつ、生返事をしながら雑誌をめくっていたものでした。
それでも何故か彼女は、休み時間になる度に雑誌を抱えて
私にはチンプンカンプンのロックの話をしにやってくるのです。
今にして思えば、
一緒に盛り上がれる仲間が欲しかったのかもしれませんね。
そんなある日、いつものように何気なく、2人で洋楽雑誌をめくっていると
驚くような美青年たちが、私の目にとまりました。
「わーっ、この人たち誰?かっこいいね!」
「ああ、イギリスのアイドルだよ。Duran Duran(デュラン・デュラン)っていうの」
“イギリスには、こんなキレイな人たちがいるのか・・・!”
それは日本の片田舎に住む女子中学生にとって、
ちょっとした衝撃でした。
一体どんな音楽をやっているんだろう?
日本に来たことあるんだろうか?
どんな性格の人たちなんだろう?
にわかにムクムクっと、彼らに興味が湧いてきた私は、
早速その日のうちに、彼女の家でDuran Duranの曲を聞かせてもらい、
彼らの載っている雑誌を見せてもらい、
友人から色んな話を聞かされるうちに
どんどんファンになってしまったのです。
Duran Duranは友人の好きなガンガンのロックではなく、聞きやすいポップスだし、
友人の好きなデイヴ・ナントカのような「おっかなそうなガイジン」ではなく
少女マンガのようなキラキラしたルックス。
彼らには、生まれてこのかた、直にガイジンなんて見たこともない私でも
すーっと自然に惹きこまれるような魅力にあふれていました。
しかし彼らには、
ついさっきまでファンだった、男闘呼組とは大きな違いがありました。
それは、彼らは日本語を話さない、ということです。
当たり前ではありますが、
ビデオで見る彼らは、ペラペラペラと英語を話しているのでした。
彼らは英語で、ファンの女の子たちと楽しそうなやり取りをして、
ほっぺにキスまでしていますが、
そこで何が起こっているのか、私にはサッパリ分りません。
「この、Duran Duranという人たちは、どんなことを歌っているんだろう?
ファンの子たちと、何をしゃべっているんだろう?」
それを知りたい一心で、
友人に彼らの曲のダビングを頼み、歌詞のコピーをもらって帰りました。
その日から、とにかく歌を聞きながら、
対訳付きの歌詞カードを読むという毎日が始まりました。
つまり、私が英語を始めたきっかけというのは
かっこいい人たちの会話が知りたい!
できれば自分もいつか、そんな場面に加わりたい!
という、ごくごく単純なものでした。
この日からほぼ10年の歳月を経て
ロンドン留学へとつながっていく、始まりの出来事でした。
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