ホワイトカラー シーズン3 第4話より:

hit the streets
街にくりだす、世間に出る


ピーターとニールに自身の生い立ちを打ち明ける「デトロイトの歯医者」モジー。

生まれつき視力が弱く、孤児院でいじめにあっていたモジーだったが
そんな彼をいつも励まし、新しい家族を見つける世話までしてくれたのが
今回デルーカに命を狙われているジェフリーズ氏だった。

しかしモジーはジェフリーズ氏がせっかく見つけてくれた善良な里親の元を
ある事件をきっかけに飛び出してしまう。

今回のフレーズは、そのことを語るシーンで登場します。

They had a son… an only child. He got jealous.
彼らには息子が居たんだ、一人っ子のね。そいつが俺に嫉妬した。

So he stole a priceless family heirloom and pinned the crime on me,
だから彼は家宝を盗んで、その罪を俺に着せようとしたんだ。

and I got scared ran away.
で、俺は怖くなって逃げ出した。

I hit the streets.
(その時から)世の中に出たのさ。(モジー)


an only child は「一人っ子」、heirloom は「先祖伝来の家宝、相続財産」。

そして hit the streets は「街にくりだす、世間に出る」。

スーパーナチュラルで、ディーンがよく

Hit the road!
出発だ!


と言っていますが、hit the streets もこれの一派のようなフレーズだと思います。

しかし「世に出る」と言っても、恵まれたスタートというより
もっと世知辛く、通りに投げ出されるようなニュアンスもあるように感じます。

準備が出来ていようがいまいが出ざるを得ない、
それが hit the streets のイメージかなと思います。

実際モジーが里親の元を飛び出したのは、まだほんの小学生くらいのころで
以来これまでずっと、自分を頼りに生きてきたのでした。

私の英語リスニングの相棒です

nullこの英会話例文コーナーでは、私自身が色々な英語番組を見ながら、役に立ちそうなフレーズ、気に入った英会話例文などをご紹介しています。
主にドラマ、映画、ドキュメンタリーなどから活きたフレーズを拾うよう心がけていますので、教則本にあるような味気ない文章ではなく、本当に今からすぐに使えるフレーズばかりです。

ただしそういった英語番組では通常、英語字幕はありませんので、フレーズは全て私自身の耳で拾っています。

そして、その書き起こしを陰で支えてくれているのが「リスニングパワー」です。

「リスニングパワー」は、従来の会話文を聞いて耳を慣らすという方法ではなく、英語と日本語の周波数に注目し、英語を聞き取りやすい耳を開発するというコンセプトで作られたリスニング教材で、これは英文を暗記して覚えるようなものではなく、日本人が英語を正確に聞き取れない最大の要因である「英語にあって日本語にない音の周波数」を聞き取る訓練をするというものです。
その最大の特徴は2~3週間という短期間でも効果を得やすいことです。
そのためハリウッド進出を果たした多くの日本人俳優・女優さんの間でも、英語力の強化法として「リスニングパワー」が採用されているほどです。

私自身、このコーナーのための書き起こしをする前に、5~10分ほど「リスニングパワー」を聞くようにしていますが、以前より正確に、より早く英文を聞き取れるようになったと思います。

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