映画「ミート・ザ・ペアレンツ」より:

follow in someone’s footsteps
(その人の)例にならう、手本にする、見習う


ケヴィンのもう一つの顔、それは趣味と実益を兼ねた大工業なのだと
一行は設備の整った彼の作業場に案内される。

グレッグが話の接ぎ穂として、なぜ大工をしているかをケヴィンに尋ねると
これまたカンペキな答えが返ってくる。

ジャックは満足そうに彼の話に頷きつつ、グレッグはユダヤ系なのだと話す。

So, what got you into carpentering?
それで、なぜ大工に興味を?(グレッグ)

Carpentry? I guess I’d have to say Jesus.
大工仕事? イエス・キリストかな。(ケヴィン)

He was a carpenter and I figured if you’re gonna follow in someone’s footsteps,
イエスは大工だった、そしてもし誰かを手本にするなら(ケヴィン)

who better than Christ?
キリスト以上がいるかい?(ケヴィン)

Greg’s Jewish.
グレッグはユダヤ系なんだ。(ジャック)

(中略)

Well, so was JC! Wow. You’re in good company.
ならキリストと一緒だ! いい祖先だな。(ケヴィン)

Ha! Right.
ハハ! そうだね。(ジャック)


get into~ 「~に興味を抱く、~に夢中になる」。

carpentry 「大工仕事」。

I would have to say ~「~と言わざるを得ない、私が思うに~だ」。

I’d have to say~ は I think~ よりも控えめに、自分の見解を述べる形になりますので
このシーンのように、初対面の相手と会話をする時などに
上手く活用できると良いと思います。

そして follow in someone’s footsteps は直訳すると「(その人の)足跡を追う」、
それが転じて「(その人の)例にならう、手本にする、見習う」となります。

また「お父さんやお母さんの跡を継ぐ」という意味にもなり、
イメージはそのまんま、子供が親の足跡をたどる感じですね。

so was~ 「~もそうだった」。

本当にキリストがユダヤ系だったかどうかは、今も議論がなされているようですが、
ジャックが“きまずい雰囲気”を狙って放った言葉を明るく返すケヴィン、
頭の回転も良いようですね。


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