トゥルーブラッド シーズン4 第9話より:
offer an olive branch
和解を申し出る、仲直り(休戦)を提案する
街にある、まじないショップのオーナー、マーニーは太古の魔術を駆使して
ヴァンパイアを痛めつけることに成功している。
マーニーの魔術は人手を要するもので、
彼女の掲げる反ヴァンパイア主義に賛成した人々が協力、
ビルやエリックを含めたヴァンパイアたちを苦しめ続けている。
そこで今やルイジアナの王となったビルはある夜、マーニーに和解を申し出るが
彼女はそれを拒否、そして巻き起こる戦闘のさなかで、
ヴァンパイア側についていたスーキーが重傷を負ってしまう。
一方ここ数日、マーニーの魔術は日に日に凄まじさを増してきて、
彼女に協力してきたタラや他の仲間たちは恐れを感じ始めていた。
I’m so sorry, I should never have let you come tonight.
すまない。 君を巻き込むんじゃなかった。(ビル)
Then why did you?
じゃあ何で巻き込んだ?(アルシード)
Werewolf, I’m gonna need you to shut the fuck up.
狼人間、お前は黙ってろ。(ビル)
(中略)
Bill offered you an olive branch tonight.
ビルは今夜和解を申し出てくれたのに。(タラ)
Why didn’t you take it?
なぜ断ったの?(タラ)
(中略)
I think I speak for everyone here when I say I don’t think this is what any of us signed up for.
皆を代表して言うけど、こんなのは話が違う。(タラ)
I should never have let you come tonight
(今夜君が来ることを許すべきではなかった)
=「君を巻き込むんじゃなかった」。
そして offer an olive branch は「和解を申し出る、仲直り(休戦)を提案する」。
直訳すると「オリーブの枝を差し出す」、
オリーブの枝というのは、平和・和平の象徴とされるモチーフだそうで、由来は旧約聖書にて、
ノアの箱舟から放ったハトがオリーブの枝をくわえてきたという記述からのようです。
Bill offered you an olive branch tonight
(ビルは今夜、和平を申し出てくれた)
Why didn’t you take it?
(なぜ、それを受けなかったの?)。
オリーブの枝を差し出す事=「和平の申し出」
それを受け取らない事=「申し出を断る」
と「枝」の取り扱いが、そのまま交渉の行方を表すところが面白いなと思いました。
sign up for~「~を申し込む・届け出る、~を契約する、~に参加する」。
I think I speak for everyone here when I say
(皆を代弁して言うと)
I don’t think this is what any of us signed up for.
(誰もこんなことに参加する気じゃなかった)=「話が違う」。
マーニーはおまじないショップを経営する中年女性で
そういうのが好きな人を集めて、魔術同好会のようなものをしていました。
最初は死んだペットと交信するとか、ささやかな事をしていたんですが
ある人の憑依を受けて、強力な魔力を得てしまいます。
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