「ＦＯＲＥＶＥＲ　Dr.モーガンのNY事件簿」内容も面白くリスニング練習にもおすすめ

今Dlifeでやっているドラマ「ＦＯＲＥＶＥＲ　Dr.モーガンのNY事件簿」が、とても面白くて毎週欠かさず見ています。

次は第8話の予定で、全22話、残念ながらシーズン１のみで打ち切りになっているのですが、主演のDr.モーガン役、ヨアン・グリフィズ氏の英語がもう美しくて、こんな風に話せたら良いなあと憧れながら見ています。

ウェールズ出身の役者さんだそうですが、Ioan Gruffudd でヨアン・グリフィズと読むらしい・・・というか全然読めません（汗）、きっとウェールズ語の名前なんでしょうね。

Dr.モーガンは、200年前から死んでは生き返るを繰り返しており、現代ではＮＹで監察医として働いています。

そしてその豊富な死の経験（？）から、遺体を手掛かりに事件を解決していくというストーリーで、彼の秘密を知るのは養子のエイブのみ。

このエイブを演じているのは「NUMBERS 天才数学者の事件ファイル」で主人公エプス兄弟のお父さん役だった方。

エイブは数十年前、Dr.モーガンと妻が引き取った孤児の男の子で、Dr.モーガンは年を取らないので、今では年齢を重ねたエイブの方がDr.モーガンのお父さんに見えます。

でも本当は幼いころから可愛がってきた息子。

そしてエイブの方がいずれ自分を残して死んでしまう、最愛の妻もすでに死んでしまった。

そのあたりの悲しさというか、切なさもちらちら垣間見えて、心をつかまれる物語になっています。

さらにDr.モーガンの英語はとても品があって、どこを切り取って真似しても良いという感じで、英語学習者にはそこも大きな魅力だなと思います。

Dr.モーガンの英語は歯切れがよいというか、単語を区切って発音するイギリス英語なので、そのほかの出演者のアメリカ英語との違いを聞いてみるのも面白いです。

どちらが良いということはないですが、私個人はイギリス英語の方が聞きやすいので、毎週かなり楽しみにしています。

打ち切りが決まった時は、このドラマを愛するファンたちが、継続を訴えるムーブメントを起こしたそうですが、それも頷けるほど良いドラマだと思います。

英語学習を目的に見ても良いし、そうでなくても楽しめる、かなりおすすめの作品です。