数回に分けてBBCの「子供のいじめはなぜ起きるのか?」がテーマの記事を読解しています。

・「なぜある子供たちは無慈悲ないじめっ子になってしまうのか?」(1)
・「なぜある子供たちは無慈悲ないじめっ子になってしまうのか?」(2)
・「なぜある子供たちは無慈悲ないじめっ子になってしまうのか?」(3)
・「なぜある子供たちは無慈悲ないじめっ子になってしまうのか?」(4)
・「なぜある子供たちは無慈悲ないじめっ子になってしまうのか?」(5)


As for whether kids grow out of bullying once they leave school, Espelage says some may do so – or find a different outlet for their aggression – but not all.
子供たちが成長し、学校を去ることにより、教授曰く彼らの攻撃性の発露が変わることもある、がそうでないこともある。

“I would argue, based on my experience, that some [school bullies] go into professions in which that type of behaviour works for them, whether that’s a police officer, a professor at a university, a lawyer.”
「自分の経験からいじめっ子のうちある一定数は、そうした気質を活かせる職業についています、警察官や大学教授、弁護士など。」

Perhaps saddest of all, however, is that the impact of bullying on victims can last for decades, leading to poorer physical and psychological health.
とても悲しいことに、いじめの犠牲者たちはその衝撃を何十年も引きずることになり、それが心身の健康に影響を与えることにもなる。

Youngz, who was bullied throughout secondary school, has now trained as a grief recovery specialist, and hopes to be able to help others who have been through similar kinds of loss.
中学生活を通じていじめられていたヤングズさんは、悲嘆問題を解決する専門家になるべく修業中で、自分と同じような体験をした人々を助けたいと考えている。

“The bullying has been part of that because it was loss of feeling normal, loss of trust, loss of safety and security,” she says.
「いじめは私たちが解決すべき問題の一つなんです、彼らは正常な精神を失い、周りを信頼できなくなり、日々不安にさいなまれます」。

Her main bully contacted her via Facebook earlier this year to apologise.
彼女を最もひどくいじめた人物は、今年の初めにフェイスブックを通じて謝罪してきたという。

When she received the message, Youngz felt angry.
そのメッセージを受け取ったとき、彼女には怒りがこみあげてきた。

“It did nothing for me at all personally to relieve any pain that she put me through,” she says.
「私が当時受けた痛みをいやすには、そんなものは何の役にも立ちません。」

“It might have helped her, I don’t know.”
「あちらは楽になるのかもしれない、分かりません。」

But when it comes down to it, she thinks the apology – just like the bullying that had such a negative impact on her life – was really more about the bully than about Youngz herself.
だが要するにその謝罪は、人生につらい衝撃を与えたあのいじめのごとく、いじめそのもの以上に彼女自身のことだと思えた。


when it comes down to it「要するに、結局、いざとなれば」。

ここはちょっと解釈に自信がないです・・・。

まず the apology(その謝罪)は「その謝罪の時に引き起こされた彼女の感情」を指しているのかしれません。

その場合「その謝罪で生じた怒りの感情は、自分自身の問題と思えた」という感じになり、その方が意味が自然につながるような気がします。

“I have compassion towards her because I can understand maybe why she did what she did, because she may have been having troubles at home as well,” she says.
「彼女も気の毒でした、恐らく家庭に問題を抱えていて、それで私にあんなことをしたんでしょうから」


compassion「同情、哀れみ」。

“But I’m not agreeing with what she did.”
「それでも彼女のしたことに賛同は出来ません。」


- 終 -


いじめた側はそのアグレッシブさを活かす仕事につく傾向があり、いじめられた方が長くその痛みを抱え続ける・・・なんかちょっと、期待したような内容ではなかったような。

確実なのは、被害を受けた側はずっとそれを忘れることが出来ない、つらい日々を送る人が多いということですよね。

因果応報という言葉もありますし、人を悲しませることはしてはなりませんね。


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