先日から「Japan abdication and accession: Your questions answered – 日本の退位と即位:あなたの疑問に答えます」を読んでいます。

Japan's emperor


・「日本の退位と即位:あなたの疑問に答えます」(1)
・「日本の退位と即位:あなたの疑問に答えます」(2)

An anonymous reader asks: How does the Japanese calendar work, and what does the new Reiwa era mean?
匿名読者の質問:日本の暦はどうなるのか、そして新たな年号「令和」の意味とは?

Each Japanese emperor’s reign is given a name that is then used alongside the Western calendar to mark the years.
日本の天皇にはそれぞれ皇位についている間に使われる元号があり、西洋の暦と併用されている。


alongside「そばに、並んで、一緒に」。

The calendar works by putting the era name together with whichever year it is since the corresponding emperor came to the throne.
暦は新天皇即位の即位に対応し、一年のいつであってもその日から新元号が加わる。


correspond「見合う、準ずる、一致する、符合する、対応する」。

As the previous emperor’s era was Heisei and he assumed the throne 31 years ago, Tuesday was the last day of the year Heisei 31.
例えば前天皇の元号は平成で31年続いたが、この火曜日が平成31年度の最後の日だった。

This Wednesday is the first day of Emperor Naruhito’s era – called Reiwa.
そして水曜日から新天皇徳仁の御代、令和が始まる。

Hence, Wednesday is the first day of Reiwa 1.
したがって、水曜日が令和元年の1日となる。


hence「したがって、それゆえに、今後」。

According to the Japanese government, the official translation of Reiwa is beautiful harmony.
日本政府によれば令和の訳は「美しい調和」。

The term is made up of the two characters Rei and Wa.
令と和、二つの語からなる用語だ。

Rei can mean “commands” or “order”, as well as “auspicious” or “good”.
令は「率いる、指揮する」「順序、秩序」、および「吉日、めでたい」「良い」。

Wa often means “harmony”, and is also used in the Japanese word for “peace” – “hei-wa”.
和はしばしば「調和」という意味で、さらに日本語では「平和」の「和」でもある。

In terms of months, however, Japan sticks with the Gregorian calendar and the transition to Reiwa 2 will be on 1 January – not on 1 May next year.
ただし日本は太陽暦に忠実なので、令和2年は来年の5月1日ではなく、翌1月1日からになる。


stick with~「~に忠実である、~から離れない、~を手放さない」。

Gregorian calendar「太陽暦、新暦」。


言われてみれば「元号」というのは、西洋の人には馴染まないものかもしれません。

平成に何の(自分の人生で)大きなイベントもなく、変化なく令和を迎えた人を「平成ジャンプ」と言うらしいですが、これも元号という仕組みあればこその造語ですよね。

それと今年の5月1日が令和元年だけども、次の令和2年は翌年の同日ではなく、2020年1月1日というのも、彼らからすれば「へぇ~?」と辻褄が合わない気持ちなんでしょうか。

昭和から平成の改元では、1月7日の崩御(昭和最後の日)から、明けて1月8日(平成元年)あちこちでドタバタがあったように記憶しています。

私の家は親が商売をしていたので、平成のハンコを注文したり、各種書類の「昭和」の箇所に「平成」のシールを張ったりと手伝いをしていました。

天皇陛下がいつ崩御されるかは分かりませんから、元号がある国ならではの苦労と言うか、役所や店舗での突然の元号切り替えが大変だったわけです。

そんなふうに西暦に比べて面倒な部分もありますが、元号を聞くと何かその時代特有のイメージとか空気感が浮かんでくるという点で、元号も悪くないと思っています。


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