先日から「More seniors, more foreigners: How Japan is rapidly changing – お年寄りが増え、外国人も増える:日本は急速どう変わっていくのか」を読んでいます。

日本は急速どう変わっていくのか


・「お年寄りが増え、外国人も増える:日本は急速どう変わっていくのか」(1)
・「お年寄りが増え、外国人も増える:日本は急速どう変わっていくのか」(2)

The low figure is because immigration has traditionally been unpopular in Japan.
この数字の低さは、日本では伝統的に移民が盛んではなかったためと思われる。

An island nation, it was once fiercely isolationist.
この島国には、鎖国時代もあった。


fiercely「獰猛に、狂暴に、激しく、ひどく」。

Up until the mid-1800s, those entering or leaving the country could be punished by death.
1800年代半ばまで、出入国には死刑が課せられていた。

Now, however, modern Japan views itself as homogenous, with a strong cultural identity.
だが今では、日本は独自の文化を持った同種の国とみなされるだろう。


homogenous「同種の、均質の」。

Historically, domestic anxieties toward immigration stem from perceived job losses, cultural disruption and fears of spiking crime rates in what is a famously low-crime nation.
歴史的に、移民に対する地元民の不安は、仕事を失う恐れや文化的摩擦、犯罪率上昇の懸念等から来るものであり、治安の良さで知られるこの国でもそうであろう。


disruption「崩壊、分裂、中断、途絶、混乱」。

But the big problem is this: the number of native Japanese is going down.
だが最大の問題は、日本人の数が減少していることだ。

The population contracted by nearly a million people between 2010 and 2015 alone.
2010~2015年の間だけでおよそ100万人減った。

Last year, it fell by another 227,000.
昨年(2017年)の総人口は更に22万7千人減った。(統計局HP

In parallel, the number of residents over 65 hit a record 27% – a number that will rise to 40% in 2050.
それと同時に65歳以上の人口は27%を記録、この数字は2050年には40%になる見込みだ。


in parallel「並行して、同時に、並列に」。

In May, the job availability ratio hit the highest it’s been in 44 years: 160 jobs for every 100 workers.
この5月、求人率は44年間で最大となり、就業者100人に対して、求人数は160に達している。

That means there are now lots of available jobs that older Japanese can’t do and that younger Japanese don’t want to do.
これはつまり、今の日本には若者はやりたがらず、高齢者では出来ない仕事があふれているということだ。

“Very dire” is how Shihoko Goto, senior associate at the Woodrow Wilson Center, a US think-tank, describes the situation.
「状況は非常に切迫しています」とはアメリカのシンクタンク、ウッドロー・ウィルソン・センターの後藤氏。


dire「恐ろしい、悲惨な、緊急の、切迫した」。

But she says in the past immigration “has really not been seen as part of a broader solution to some of the issues Japan is facing”.
だが彼女によれば、日本の過去の移民政策は「日本が直面する問題の解決策とはならなかった」とのこと。

While some businesses and politicians back Abe’s plans, others are lining up to question how it could change Japanese society.
企業や政治家たちが安倍首相の政策を支持する一方で、人々はそれにより日本がどう変わるのか、それを知りたがっている。


others are lining up to question(その他の人々は質問するために並んでいる)=「知りたがっている」。


ここで今騒いでいる少子高齢化の問題は、私が子供のころから懸念されていたことです。

つまりそれから約40年間、この事態に備える時間があったはずなのに、大した政策もないまま、ついにここまで来てしまったのかという印象です。

政治家とは、先を見据えた国の舵取りが仕事じゃないのかと思うんですが、少なくとも少子高齢化については、歴代の政治家たちが見て見ぬふりをしてきたということですよね。

己の尻に火がつかないと本気になれないのは人間のサガなんでしょうが、政治家がそれでは任せている意味がないと感じてしまいます。

イギリスのチャーチル曰く「選挙とは、いまの状況で、ろくでなしのなかから誰に税金を分配させたら相対的にマシになりそうか、消去法で選ぶ行為のこと」だそうですが、正にこの言葉を思わせる迷走ぶりだなと思います。


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